スキューズ数
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/14 03:31 UTC 版)
スキューズ数(スキューズすう、Skewes number)は、南アフリカの数学者スタンレー・スキューズが素数の個数に関する研究において用いた、極めて大きな数である。具体的には、x 以下の素数の個数 π(x) および 対数積分 li(x) について、 π(x) > li(x) を満たす最小の自然数 x の上界としてスキューズが与えた数を指すが、このような x 自体を指すこともある。2021年時点で、このような x は 1014 より大きく[1] 1.3983 × 10316 未満[2]であることが知られているが、正確な値は不明である。
- ^ Kotnik 2008.
- ^ Bays & Hudson 2000.
- ^ 『モジュライのたのしみ : フォーラム:現代数学の風景』28号、日本評論社〈数学の楽しみ〉、2001年12月、100頁。 NCID BA54557143。
- 1 スキューズ数とは
- 2 スキューズ数の概要
- 3 参考文献
- 4 関連項目
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