ジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのバージョン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/06 16:32 UTC 版)
「ボール・アンド・チェイン」の記事における「ジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのバージョン」の解説
ジャニス・ジョプリンは、ソーントンから音楽的な影響を受けたことをしばしば公言していたが、「ボール・アンド・チェイン」も様々なライブの機会に取り上げて歌っていた。ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのギタリストだったジェイムズ・ガーリー(英語版)によると、ジョプリンは、サンフランシスコのバーでソーントンが歌っているこの曲を初めて聞いたのだという。バンドは、この曲をゆっくりとした短調のブルースに作り替え、数カ所にブレイクを盛り込んだ。1967年、彼らはモントレー・ポップ・フェスティバルでこの曲を演奏し、聴衆からの熱狂的な反響と好意的批評を受けた。最初にこの曲を取り上げた、6月17日の演奏は、映像の記録が撮られていなかったので、バンドは翌日も同じ曲を演奏するよう説得された。こうして撮影された映像は、ガーリーの長いギター・ソロを短くカットした形で、1968年の映画『Monterey Pop』に収録されたが、6月17日の演奏の音源も、1995年にジョプリンのコンピレーション・アルバム『18 Essential Songs』に収録された。1968年3月8日に収録されたフィルモア・イーストにおけるライブの録音は、ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニー名義のアルバム『チープ・スリル』に収録された。このほか、様々なライブ音源が、ジョプリン名義の『チープ・スリル』や、『Live at Winterland '68』、『Live at the Carousel Ballroom 1968』、『en:The Woodstock ExperienceThe Woodstock Experience』、『InConcert』に収録されている。
※この「ジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのバージョン」の解説は、「ボール・アンド・チェイン」の解説の一部です。
「ジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのバージョン」を含む「ボール・アンド・チェイン」の記事については、「ボール・アンド・チェイン」の概要を参照ください。
- ジャニス・ジョプリン/ビッグ・ブラザー&ホールディング・カンパニーのバージョンのページへのリンク