ジェスフィールド76号
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 01:32 UTC 版)
ジェスフィールド76号(極司非爾路76號)は、日中戦争下の上海で日本軍によって設立された対重慶特務工作機関。後に汪兆銘政権の南京政府が樹立されると、正式な政府機関となり、国民党中央委員会特務委員会特工総部と称し、暗殺、拷問、恐喝、アヘン売買に注力した。しかし、日本軍内部の派閥争いで、汪兆銘を支持する土肥原賢二中将の梅機関や蒋介石の重慶政府寄りの日本軍 奉天特務機関(三浦敏事少将)の密命を受けた小日向白朗の金家坊99号尚公館登部隊藤機関(のちに竹機関に統合)に圧倒され、弱体化した。
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