サムニウム人とは - わかりやすく解説 Weblio辞書

サムニウム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2021/12/02 04:52 UTC 版)

サムニウム（羅：Samnium）とは、古代ローマ時代においてイタリア半島のアペニン山脈南部の地域を指す。この地に居住する部族はサムニウム人（英：Samnites）と呼ばれていた。ラテン民族を統合したローマが南方へと進出してきた際にローマ人の敵として長らく対立、サムニウム戦争と呼ばれる戦争を通じてローマと戦うが、敗北しローマ人と同化した。

脚注

^ Bovaiamom、のちにラテン人によってボウィアヌム (Bovianum) と名づけられる。現ボヤーノ。
^ Malventum、彼らの言葉オスク語ではマロエントン (Maloenton) と呼ばれていた。のちにローマ人によってベネウェントゥム (Beneventum) と名づけられる。現ベネヴェント。

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サムニウム人がローマ人を破った紀元前321年のアペニン山脈での戦い

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