サテュロス類縁のものども
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/17 05:16 UTC 版)
「サテュロス」の記事における「サテュロス類縁のものども」の解説
年寄りのサテュロスはシーレーノス、若いサテュロスはサテュリスキ (Satyrisci)と呼ばれた。後述のように彼等はローマ詩人によってしばしばファウヌスと混同された。サテュロスの恥ずかしがり屋で臆病な面を象徴したのは野兎である。近代ギリシアの一部地域では、カリカンジャロスという妖怪がいにしえのサテュロスに似ているとされる。彼等は山羊の耳と、驢馬または山羊の脚をもち、毛で覆われ、女好きで踊りを好む。パルナッソス山の牧夫らは野兎と山羊の王である山の魔を信じていた。
※この「サテュロス類縁のものども」の解説は、「サテュロス」の解説の一部です。
「サテュロス類縁のものども」を含む「サテュロス」の記事については、「サテュロス」の概要を参照ください。
- サテュロス類縁のものどものページへのリンク