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クロスグリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/05 01:39 UTC 版)

クロスグリ
Schwarzejohannisbeere.jpg
クロスグリ
分類
: 植物界 Plantae
: 被子植物門 Magnoliophyta
: 双子葉植物綱 Magnoliopsida
: バラ目 Rosales
: スグリ科 Grossulariaceae
: スグリ属 Ribes
: クロスグリ R. nigrum
学名
Ribes nigrum L.
和名
クロスグリ
英名
Blackcurrant

クロスグリ(黒酸塊、別名クロフサスグリ、英名ブラックカラント (Blackcurrant)、学名 Ribes nigrum)は、小さな食用の果実をつける温帯性の落葉低木。カシス(仏語 Cassis)とも呼ばれる。果実は黒に近い濃紫色で、ビタミンCアントシアニンが豊富。他のスグリの仲間と同じく、スグリ科スグリ属に分類される。

目次

産地

カシスの世界最大の産地はポーランドで、毎年10万トンから14万5千トンの収穫高があり、これは世界全体の収穫高の約半分を占める。ポーランドは同時に輸出高でも世界最大である。[1][2]またポーランドは品種改良も盛んで、頻繁に新品種を生み出している。[3]日本国内では青森県が主な産地となっている。

利用法

クロスグリの実はかすかな苦味をもち、ゼリージャムアイスクリームコーディアルリキュールなどに利用される。イギリスヨーロッパイギリス連邦諸国では、クロスグリの風味を加えたり、干した果実を加えたクッキーなどの菓子が多数存在する。しかし、同じブランドの製品でも北アメリカでは、この風味が取り除かれていることが多く、代わりに利用しやすいブドウ味が使用されている。

また、クロスグリを使った飲み物は様々なものが販売されているが、国によって呼び方が異なる。

  • 酒場では、クロスグリのコーディアルは単に「ブラック」と呼ばれる。例えば、「ウォッカ・アンド・ブラック」「スネークバイト・アンド・ブラック」「ペルノー・アンド・ブラック」「ブラック・アンド・レモネード」など。
  • 北アメリカでは、クロスグリのコーディアルを「クレーム・ド・カシス (creme de cassis)」と呼ぶ。
  • イギリスやフランスでは、「キール」などで用いるクロスグリのリキュールを「クレーム・ド・カシス」と呼ぶ。
  • オランダでは、赤い色のクロスグリ味のソフトドリンクをカシスと呼ぶ。
  • イギリスのグラクソ・スミスクライン社は「ライビーナ」という商品名のクロスグリのコーディアルを生産している。ライビーナはイギリス、オーストラリアニュージーランド香港などで販売されており、とても甘いが、主に子供向けの「健康飲料」として販売されている。

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