キャバレー (接待飲食店)
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日本におけるキャバレーとは、ホステスと呼ばれる女性従業員が客をもてなす飲食店の一業態で、ダンスフロアを備えていた。第二次世界大戦後に現れ[1]、昭和30年代から40年代に最も流行した[1]。より大衆化した1970年代以降はおさわりなど、お色気サービスを伴う店も登場した。オイルショックの影響やスナック、パブ、ディスコ、キャバクラなどの後発業態に押されて店舗数は減少し、2010年代にはほぼ絶滅状態となった[1]。
- ^ a b c d e f g 都築響一 (2019年2月). “東京キャバレー文化の終焉”. 2022年1月31日閲覧。
- ^ グランドキャバレー2002グランドキャバレー史を参照。
- ^ 参考文献として福富太郎著『昭和キャバレー秘史』(文藝春秋)ISBN 9784167656959
- ^ 宇都宮想(2013年5月6日)、"消えるキャバレー、消える「昭和」、消える“情”…客を見詰め続けたホステスたちは文化を守った"(ページ1・2・3・4)、産経ニュース、2019年1月19日閲覧。
- ^ a b 「昭和キャバレー 貸しスペースに/閉店の酒田「白ばら」復活/同窓会など利用見込む/東北で最後まで営業を続けたキャバレーで、昨年末に57年の歴史に幕を下ろした酒田市の「白ばら」が今月中旬、レンタルスペース」『河北新報』、2016年4月27日。
- ^ なかだえり「"健全夢世界"の終焉 さようなら! 銀座キャバレー「白いばら」」『東京人』第33巻2号(通巻392号)、都市出版、2018年2月、126-132頁。
- ^ ““都内最後”キャバレーの灯が消える 「ハリウッド」北千住、赤羽店が30日閉店”. ZAKZAK. 夕刊フジ. (2018年12月28日) 2019年1月13日閲覧。
- ^ “さよなら、キャバレー”. NHKニュース. 日本放送協会. 2020年3月3日閲覧。
- ^ “ザ・キャバレー「栄枯盛衰」回顧録(3)2020年2月、ついに閉店の時が…”. アサ芸biz. 徳間書店 (2020年4月19日). 2020年7月16日閲覧。
- ^ 井崎圭 (2020年4月2日). “中洲で最後のキャバレー閉店 「日本一の桃太郎」41年の歴史に幕”. 西日本新聞. 2022年2月5日閲覧。
- 1 キャバレー (接待飲食店)とは
- 2 キャバレー (接待飲食店)の概要
- 3 その他
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