ガーダーフォーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/08 03:40 UTC 版)
「フロントサスペンション (オートバイ)」の記事における「ガーダーフォーク」の解説
ガーダーフォーク(girder fork)はリーディングリンク式の一種で、ステムの上端と下端に1対ずつ支持されたリンクアームを平行リンクとして、その先端をフロントフォークの上部に連結した構造を持つ。スプリングは、この平行リンクの対角線に相当する位置に取り付けられ、ダンパーはリンクピボットの1つにフリクションダンパーが組み込まれる。フォークの伸縮によるキャスター角の変化はないがトレール量の変化が大きい。ステアリング軸に対する慣性モーメントが大きい。フォークを側面から見た形状が松の葉に似ていることから松葉フォークとも呼ばれる。 過去には片持ち式ガーダー・フォークの形式を採る物として、オーストリア系ドイツ人技術者のde:Norbert_Riedelが設立した西ドイツのen:Riedel_Immeが1949年から1951年に掛けて製造したオートバイも存在した。
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