オングル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/29 20:03 UTC 版)
オングル・ノヤン(Önggür noyan, ? - ?)は、モンゴル帝国に仕えた千人隊長の一人で、ケフリン・バヤウト部の出身。『元朝秘史』では汪古児(wānggŭér)、『集史』などのペルシア語史料ではاونگور نویان(ūngūr nūyān)と記される。
- ^ 村上1970,225-226頁
- ^ 村上1970,256頁
- ^ 志茂2013,575頁
- ^ 後にチンギス・カンに仕えるチュンシャン(粘合重山)の祖父に当たる(宮2018,700頁)
- ^ 『聖武親征録』「上時駐桓州、遂命忽都忽那顔与甕古児宝児赤・阿児海哈撒児三人検視中都帑蔵。時金留守哈答国和奉金幣為拜見之礼、甕古児・哈撒児受之、独忽都忽拒不受、将哈答等萃其物北来……上甚佳之、以為知大礼、而重責甕古児・阿児海哈撒児等之不珍也」
- ^ 村上1976,162-165頁
- ^ なお、『集史』ではこの事件を「アルタン・カン(=金朝皇帝)の副官達(=カダ)が財宝の中から賄賂を与えた……」と表現している(志茂2013,575頁)
- ^ 志茂2013,584頁
「オングル」の例文・使い方・用例・文例
- オングルのページへのリンク