エーガー川
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/22 07:48 UTC 版)
エーガー川(エーガーがわ)、またはエーゲル川(エーゲルがわ、Eger、チェコ名:オージェ川またはオフジェ川 Ohře)は、ドイツのバイエルン州とチェコとを流れる川。エルベ川左岸の支流である。フィヒテル山地のシュネーベルク北斜面から湧出し、プラハの北約50kmの町、リトムニェジツェ(ドイツ名:ライトメリッツ)でエルベ川と合流する。この川の上流域最大の都市は、バイエルンとの国境に近いチェコの町ヘプ(ドイツ名:エーガーまたはエーゲル)である。この後、エーガー川は、エルツ山地の南側を東に向かって100kmほど流れ、ヘプの北東40kmの世界的に知られた温泉保養地カルロヴィ・ヴァリ(ドイツ名: カールスバート)を流れ下る。Kadaň(ドイツ名: カーデン)までの間、エーガー川は、エルツ山地とドパウエル山地とを分けるエーガーグラーベンと呼ばれる狭い渓谷を流れる。北ボヘミア盆地に入り、ボヘミア中低山地帯の南側でエルベ川にたどり着く。流域の著名な都市には、ジャテツ(ドイツ名: ザーツ)、ロウニ(ドイツ名: ラウン)、テレジーン(ドイツ名:テレージエンシュタット)がある。
- 1 エーガー川とは
- 2 エーガー川の概要
- 3 参考文献
- エーガー川のページへのリンク