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エックス線吸収微細構造

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2010/12/14 03:53 UTC 版)

エックス線吸収スペクトルの例。横軸はエックス線のエネルギー(吸収端をゼロとする)、縦軸はエックス線の吸収量である。

X線吸収微細構造(エックスせんきゅうしゅうびさいこうぞう、X-ray absorption fine structure)は、X線吸収スペクトル上でX線の吸収端付近に見られる固有の構造である。英語の頭文字から XAFS(ザフス)と略される。XAFS の解析によってX線を吸収する原子の電子状態や隣接原子の位置などの情報を得ることができる。X線結晶構造解析とは異なり、試料が単位格子を持っている、つまり結晶構造を持つ必要は無い。

XAFS はそのエネルギー領域によってXANES、EXAFS に分けられる(XANES の一部分を吸収端領域と呼ぶ場合もある)。XAFS という頭字語は XANES と EXAFS を合わせた領域を指す言葉として後から考案された。




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