エスピリト・サント州とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > デジタル大辞泉 > エスピリト・サント州の意味・解説 

エスピリト‐サント【Espírito Santo】

読み方:えすぴりとさんと

ブラジル南東部にある州。19世紀からのコーヒー栽培加え近年石油化学工業が盛ん。州都ビトリア

エスピリト‐サントの画像
エスピリトサント州の位置

エスピリトサント州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/04/20 07:24 UTC 版)

エスピリトサント州
Estado do Espírito Santo
(旗)(紋章)
行政府所在地ヴィトーリア
最大都市セラ
面積46,074.448 km2[1]
自治体数78
人口383万3712人(2022年)[1]
人口密度83.21人/平方キロメートル(2022年)[1]
GDP
 - 1人当たり
1073億29百万レアル(2012年)
2万9996レアル(2012年)
州知事レナート・カーザグランデ英語版
ISO 3166-2:BRBR-ES
標準時UTC-3
ウェブサイトwww.es.gov.br

エスピリトサント州(エスピリトサントしゅう、Estado do Espírito Santo [(e)sˈpiɾitu ˈsɐ̃tu] ( 音声ファイル))は、ブラジルの東南に位置する

1535年ポルトガル人がこの地域に到達した。人口は383万3712人(2022年)[1]。総面積は4万6074平方キロメートル[1]。東で大西洋、南でリオデジャネイロ州、西でミナスジェライス州、北でバイーア州と接する。州庁所在地は、ヴィトーリアVitória)。州の略称は「ES」である。

歴史

ポルトガルの来航以前、エスピリト・サント州の地域にはインディジェナが住んでいた。一般的にそれらのインディジェナの種族らは半遊牧民だった。16世紀にポルトガルが植民地化して以降は、アフリカから連れてこられた奴隷の末裔やヨーロッパのさまざまの国からの移民がこれに加わった。

植民地時代

ポルトガルによる発見後まもなく、エスピリト・サントの地域はバスコ・コウティニョにカピタニアとして与えられた。1535年5月23日に、バスコ・コウティニョは60人の兵士や奴隷ら部下を引き連れ、領地に着いた。この日は聖霊降臨祭の日曜日でありエスピリト・サントの名はこれに由来する。このときのカピタニアの州都はヴィラ・ヴェリャだったが、インディジェナに頻繁に攻撃されたため、1551年9月8日にヴィラ・ヴェリャに近い島に新たな州都ヴィトーリアを設立した。

1556年以降は宣教師らが足を踏み入れ、それとともにセーラやノヴァ・アルメイダ、サンタ・クルス(アラクルス)などの都市が設立された。

1942年にはヴィトーリア・ミナス鉄道ポルトガル語版が完成して内陸のミナスジェライス州にあるイタビラ鉱山の鉄鉱石がヴィトーリアに運び込まれるようになり、1966年にはトゥバラン港ポルトガル語版が開港してリオドセ(現ヴァーレ)社の輸出港として発展した。

隣接州

主な都市

教育

  • エスピリトサント連邦大学

関連項目

脚注

出典

  1. ^ a b c d e Espírito Santo”. ブラジル地理統計院 (IBGE). 2024年4月20日閲覧。

エスピリトサント州

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/02/02 00:39 UTC 版)

グレミオ (曖昧さ回避)」の記事における「エスピリトサント州」の解説

グレミオ・エスポルチーヴォ・ラランジェイラス(ポルトガル語版) - セーラ

※この「エスピリトサント州」の解説は、「グレミオ (曖昧さ回避)」の解説の一部です。
「エスピリトサント州」を含む「グレミオ (曖昧さ回避)」の記事については、「グレミオ (曖昧さ回避)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「エスピリト・サント州」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「エスピリト・サント州」の関連用語

エスピリト・サント州のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



エスピリト・サント州のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのエスピリトサント州 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaのグレミオ (曖昧さ回避) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS