ウォール・オブ・グラスとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ウォール・オブ・グラスの意味・解説 

ウォール・オブ・グラス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/03/11 15:36 UTC 版)

ウォール・オブ・グラス
リアム・ギャラガーシングル
初出アルバム『アズ・ユー・ワー
リリース
ジャンル ロック
時間
レーベル Warner Bros.
作詞・作曲 リアム・ギャラガー
グレッグ・カースティン
アンドリュー・ワット
アンドリュー・S・フォックス
マイケル・タイ
プロデュース グレッグ・カースティン
チャート最高順位
後述を参照
リアム・ギャラガー シングル 年表
ウォール・オブ・グラス
(2017年)
チャイナタウン
(2017年)
ミュージックビデオ
「Wall of Glass」 - YouTube
テンプレートを表示

ウォール・オブ・グラス」(Wall of Glass)は、イギリスのシンガーソングライター・リアム・ギャラガーの楽曲である。2017年6月1日にギャラガー初のソロシングルとしてワーナー・レコードから発売され、同年10月6日に発売された初のソロアルバム「アズ・ユー・ワー」に収録された。

また、シングル発売と同時にアルバム「アズ・ユー・ワー」の発売も告知された。

解説

本作は、ギャラガーにとって、ビーディ・アイ解散後初のソロキャリアの楽曲となった。ビーディ・アイは後期になると、活動が低調で大きな成功を収めることができなかったため、2014年に解散した。

その後2016年には引退説も流れたが、否定[1]。同年7月にTwitterで活動再開を発表[2]。翌年6月には、本作の発売とミュージック・ビデオの公開と共に本格的にソロ・デビューを果たした。本来、6月2日に発売される予定だったが、1日前倒しになった[3]

歌詞に「One Direction」とあるが、ギャラガー本人は、同名ボーイ・バンドを直接指しているわけではないと言っており、「ワン・ダイレクションを指しているかもしれないし、そうじゃないかもしれない。」とNMEのインタビューで答えている[4]

UKシングルチャートでは、2017年6月2日付で最高21位を記録した。これは、2022年に「エヴリシングス・エレクトリック」が最高18位に達するまでは、リアムにとって英国で最高のチャートシングルであった。

ライブ演奏

本作は、発売されてからほとんどのコンサート、ツアーで披露されており、『MTV Unplugged』『Down by the River Thames』『Knebworth 22』といったライブ・アルバムにも収録されている[5]。テレビ番組では、英国の音楽番組『Later... with Jools Holland』でも披露されている。

ミュージック・ビデオ

2017年6月1日にYouTubeやiTunesでミュージック・ビデオが公開された。監督は、フランソワ・ルッセレ。

ビデオ内では、鏡やガラスが多く使われており、リアムは、鏡やガラスに向かって「ウォール・オブ・グラス」を歌っている。また、ガラスが割れるシーンもところどころ存在する。このミュージック・ビデオについてリアムは、ピッチフォークのインタビューで「ジェームズ・ボンドブルース・リーの映画に影響を受けている」と語っている[6]。また、YouTubeには、この曲のミュージック・ビデオのメイキング映像も公開されている。

コンサートのSE映像でミュージック・ビデオが使用されることがある他、2024年2月3日に公開されたシングル「Mars to Liverpool」のミュージック・ビデオ[7]でも使用されている。

チャート成績

週間チャート
Chart (2017) Peak

Position

フランス (SNEP)[8] 44
アイルランド (IRMA)[9] 82
スコットランド(OCC)[10] 5
UK シングルス (OCC)[11] 21

脚注




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ウォール・オブ・グラスのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ウォール・オブ・グラス」の関連用語

ウォール・オブ・グラスのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ウォール・オブ・グラスのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのウォール・オブ・グラス (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2024 GRAS Group, Inc.RSS