イラン‐イランとは? わかりやすく解説

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イラン‐イラン【ylang-ylang/ilang-ilang】

読み方:いらんいらん

バンレイシ科イランイランノキ属常緑高木。花から香水用の油をとる


イランイランノキ

(イラン‐イラン から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/24 19:48 UTC 版)

イランイランノキ学名: Cananga odorata)は、バンレイシ科イランイランノキ属に分類される樹木の1種である。東南アジア原産であるが、世界中の熱帯域で栽培され、香料や材、観賞用に利用されている。特に花から抽出される精油はさまざまな香水に使用され、またアロマテラピーにも用いられている。低木から高木であり、は互生、葉腋から垂れ下がって咲く花は最初は緑色だが黄色くなり、強い匂いを放つ(図1)。


  1. ^ Thomas Thomson (1817-1878) botanist or Carl Gustaf Thomson (1829-1899) entomologist
  2. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p Cananga odorata”. Plants of the World Online. Kew Botanical Garden. 2022年8月20日閲覧。
  3. ^ Phillip Parker King (1791-1856; 探検家) もしくは ジョージ・キング (植物学者) (1840-1909; 植物学者)
  4. ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad Cananga odorata”. Invasive Species Compendium. CABI. 2022年8月20日閲覧。
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  14. ^ a b c 長島司 (2012). “イランイラン”. ビジュアルガイド精油の化学. フレグランスジャーナル社. p. 89 
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  18. ^ 皆本景子 (2010). “化粧品, 医薬部外品成分中の皮膚感作性物質と接触皮膚炎”. 日本衛生学雑誌 65 (1): 20-29. 


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イランイラン

出典:『Wiktionary』 (2021/08/21 12:54 UTC 版)

語源

発音(?)

イ↗ランイラン

名詞

イランイラン

  1. バンレイシ科イランイランノキ属樹木学名Cananga odorata熱帯域に分布し、花は芳香放つイランイランノキ
  2. 1の花から抽出される精油香水化粧品香料などで用いられる

翻訳


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