アントニオ・アスカーリ(イタリア)
アルベルトの父親。スロットルを緩めることをよしとせず、常に全開で走ることで知られたドライバー。1920年代になってからはアルファロメオに乗るようになり、24年にビットリオ・ヤーノ設計のGPカーP2の登場によって、世界のトップドライバーと並び称されるようになった。24年のイタリアGPと25年のベルギーGPでも優勝。同年のフランスGPが行われたモンレリーでトップを快走しているときにクラッシュ、死亡した。父子ともに36歳での死亡、はっきりした原因がわからないこと、彼らの幸運のお守りとの関係など、不思議な符合があって、さまざまに語り継がれている。
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