アグニ・パルセネ
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アグニ・パルセネ(ギリシア語: Αγνή Παρθένε)は、エギナの聖ネクタリオスによって19世紀に作られた、奉神礼の祈祷文に拠らない聖歌。歌詞はギリシャ語。ネクタリオスがアテネ・リザリオス教会学校で校長を務めていた時期(1894年 - 1908年)に作られた。聖ネクタリオスは、生神女への私祈祷と、生神女との関係を深めるために、生神女への崇敬を込めた聖歌を作曲するのを好んでいた。エギナ島にある聖ネクタリオスがいた修道院の伝承によれば、生神女マリヤがネクタリオスに現れ、天使の詠隊がこれから歌う歌を紙に記すように頼んだと伝えられている。この聖歌が『アグニ・パルセネ』である。オリジナルの楽譜は今でも、修道院にあるネクタリオスの寝室の祈祷台に置かれているのを見ることが出来る。
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