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アイアン・メイデン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/17 20:11 UTC 版)

アイアン・メイデン
Iron Maiden
Iron Maiden, Madrid 1999
Iron Maiden, Madrid 1999
基本情報
出身地 イングランドの旗 イングランド ロンドン
ジャンル ヘヴィメタル
活動期間 1975年 - 現在
レーベル EMI
サンクチュアリ・レコード
コロムビア・レコード
ポートレイト・レコード
キャピトル・レコード
エピック・レコード
CMC インターナショナル
公式サイト http://www.ironmaiden.com
メンバー
ブルース・ディッキンソン(vo)
デイヴ・マーレイ(g)
エイドリアン・スミス(g)
ヤニック・ガーズ(g)
スティーヴ・ハリス(b)
ニコ・マクブレイン(dr)
旧メンバー
ポール・ディアノ(vo)
ドウグ・サンプソン(dr)
トニー・パーソンズ(g)
クライヴ・バー(dr)
デニス・ストラットン(g)
ブレイズ・ベイリー(vo)

アイアン・メイデン: IRON MAIDEN)は、イギリスロックバンド。現在までのレコードセールスは8500万枚を超え、世界で最も成功しているヘヴィメタル・バンドの一つである。1975年ロンドンで結成され、1980年代初頭にイギリスで巻き起こった新しいロックの潮流NWOBHMNew Wave Of British Heavy Metal)を牽引し、1980年代から1990年代初頭におけるヘヴィメタル・ブームの立役者となった。幾度にもわたるメンバーの変更を経ながら、21世紀に入ってもなお精力的に活動している。バンド名は、中世ヨーロッパの拷問器具「鉄の処女」に由来する。

目次

年譜

  • 1979年、二人目のギタリストとしてトニー・パーソンズを迎え、11月にメジャーレーベルEMIと契約する。メジャー契約後すぐに、健康上の理由でドウグが脱退し、トニーも同時に脱退するも、クライヴ・バー (Dr) 、デニス・ストラットン (G) が加入する。1980年1月に1stシングル「ランニング・フリー - Running Free - 」を、4月に1stアルバム『鋼鉄の処女 - Iron Maiden - 』をリリース。

その後、ヘヴィメタル停滞という時代の流れなどにより、バンドの活動はスケールダウンしたため、ソロ活動に行き詰まっていたブルース・ディッキンソン、エイドリアン・スミスにオファーをし1999年に再加入。それにしたがってブレイズが脱退する形となった(マネジメントはサンクチュアリで残った)。これにより、バンドはトリプル・ギターの全6人編成になる。

2012年現在も精力的に活動中である。近年ではアルバム発売後のワールド・ツアーに加え、初期アルバムからの選曲のみのツアーも行っており、2008年2月にはパシフィコ横浜幕張メッセでの来日公演が実現。初期〜中期の曲を中心に演奏した。幕張メッセでのライブは、日本では初のオールスタンディングのライブとなった。このセットリストはワールドツアーの特別なものだったが、2008年にはドイツのメタルフェス「ヴァッケン・オープン・エア」で特別ゲストとしてこのセットリストで出演。ヴァッケンの初日のトリを務めた。2011年3月12・13日にはさいたまスーパーアリーナでのライブが予定されていたが、東日本大震災の影響により中止となった。

メンバーチェンジの多いバンドとしても知られるが、ブルースとエイドリアンの復帰以降は10年以上同じメンバーで安定している。現在のメンバー構成での活動期間が、トータルでも連続でもアイアン・メイデン史上最も長い。

サウンド面での特徴

初期にはハードロックに強く影響されながらも、ディアノの歌唱法のようにパンクロックの荒々しさを取り入れたサウンドを身上としており(ただし、スティーヴ・ハリスはパンクを嫌っており、影響を明確に否定している)、NWOBHMの黎明期からシーンの牽引力として同時期の代表格バンドとなった。 3rdアルバム『魔力の刻印 - The Number Of The Beast - 』では、前任者よりはるかに広い声域を持つヴォーカリストのブルース・ディッキンソンが加入し、メロディアスかつ整合性を重視する傾向が強まった。以降はパンクの要素、殊にストレートなアプローチが大きく減少し、豊かな展開と流麗なギターワークを主軸とした音楽性に固定化が図られる。デイヴ・エイドリアン・ヤニックら看板ギタリスト三人が揃い踏みとなった編成でより重厚なサウンドとなっている。

プレイにおける特徴としては、まずベースがアンサンブルを牽引する、ないしベースが中核として構築される特異なスタイルが挙げられる。強力な2フィンガー奏法によるペンタトニックスケールを基本としたフレーズ3連譜を主体とするソロによって組み立てられたスティーヴのプレイは後述するギターの構成の補強のみならず、スティーヴ自身の存在感を強くアピールしている。ギターにおいてはザクザクと刻むリフや、叙情的で勇壮なツイン・リードのコンビネーションなどが共通しており、時に過剰なほどにインタープレイが盛り込まれもする(必然的にリフを担当するプレイヤーが不在となるため損なわれる低音の音圧をスティーヴが補うことで可能となる)。ヘヴィ・メタルの性質上総じてアップテンポな楽曲が多い反面、リーダーでメイン・ソングライターのスティーヴがジェネシスのファンであることを公言しており、プログレッシヴ・ロックの影響を受けていることから、複雑な展開と執拗に変化するテンポを盛り込んだ長尺の楽曲も多い。

逆に『第七の予言 - Sevens Son Of A Sevens Son - 』以降のアルバムにおいては、歌詞の面で同じフレーズを多用するようになり、歌詞の長さが短くなる傾向にある、






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