ようげつ

実用日本語表現辞典

陽月

読み方：ようげつ

陰暦の十月の異称。陽月の他に「良月」「拾月」とも言う。

（2011年10月4日更新）

デジタル大辞泉

よう‐げつ〔エウ‐〕【妖^×孽】

読み方：ようげつ

あやしい災い。また、不吉なことが起こる前ぶれ。

「—天にあらはるる時には」〈太平記・八〉

よう‐げつ〔エウ‐〕【要月】

読み方：ようげつ

農事に忙しい月。

よう‐げつ〔ヤウ‐〕【陽月】

読み方：ようげつ

陰暦10月の異称。→陰月

美術人名辞典

楊月

読み方：ようげつ

室町後期の画僧。薩摩生。号は和玉。山城の笠置寺に住んだことから、笠置楊月と称された。周文・雪舟に師事し、牧溪に水墨画を学ぶ。山水・人物・花鳥画を能くする。寂年未詳。