やぶ入り

デジタル大辞泉

やぶ‐いり【^×藪入り】

読み方：やぶいり

［名］(スル)《草深い田舎に帰る意から》正月と盆の16日前後に奉公人が主人から休暇をもらって、親もとなどに帰ること。また、その時期。特に正月のものをいい、盆のものは「後(のち)の藪入り」ともいう。宿入り。宿さがり。宿おり。《季 新年》「—の寝るやひとりの親の側(そば)／太祇」

短編小説作品名辞典

やぶ入り

作者杉みき子

収載図書そこにある木たち
出版社新日本出版社
刊行年月1991.3
シリーズ名新日本子ども図書館

やぶ入り

作者八剣浩太郎

収載図書大江戸四十八帳 表の巻
出版社広済堂出版
刊行年月1998.6
シリーズ名広済堂文庫

ウィキペディア

藪入り

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/01/17 00:31 UTC 版)

藪入り（やぶいり）、薮入りとは、かつて商家などに住み込み奉公していた丁稚や女中など奉公人が実家へと帰ることのできた休日。旧暦1月16日と旧暦7月16日がその日に当たっていた。7月のものは「後（のち）の藪入り」とも言う。