むくい

デジタル大辞泉

むくい【報い／^▽酬い】

読み方：むくい

１ ある行為の結果として身にはね返ってくる事柄。善悪いずれについてもいうが、現在では悪い行為の結果についていうことが多い。「悪行の—」

２ 労苦に対するつぐない。報酬。

「何の—も望まないで」〈木下順二・夕鶴〉

３ 前世の善悪の行為の結果が、現世で現れること。因縁によって果報を受けること。

４ 仕返し。返報。

「海賊—せむといふなる事を思ふ上に」〈土佐〉

日本語活用形辞書

報い、酬い

読み方：むくい

ア行上一段活用の動詞「報いる」「酬いる」の連用形である「報い」「酬い」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

報いる  » 「報いる」の意味を調べる
酬いる  » 「酬いる」の意味を調べる

報い、酬い

読み方：むくい

ヤ行上二段活用の動詞「報ゆ」「酬ゆ」の連用形である「報い」「酬い」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

報ゆ  » 「報ゆ」の意味を調べる
酬ゆ  » 「酬ゆ」の意味を調べる

報い、酬い

読み方：むくい

ワ行五段活用の動詞「報う」「酬う」の連用形である「報い」「酬い」、あるいは連用形が名詞化したもの。

終止形

報う  » 「報う」の意味を調べる
酬う  » 「酬う」の意味を調べる

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文語活用形辞書

報い、酬い

読み方：むくい

ヤ行上二段活用の動詞「報ゆ」「酬ゆ」の連用形、あるいは連用形が名詞化したもの。
「報ゆ」「酬ゆ」の口語形としては、ヤ行上一段活用の動詞「報いる」「酬いる」が対応する。

口語形

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酬いる » 「酬いる」の意味を調べる

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Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

むくい

出典:『Wiktionary』 (2009/03/18 15:44 UTC 版)

名詞

むくい【報い、酬い】

1. ある行為の結果として自分に跳ね返ってくる事柄。
2. 労苦に対する償い。

関連語

• むくいる
• むくう

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「むくい」の例文・使い方・用例・文例

• 彼は友だちの親切にむくいたいと思った。
• ジョンは大成功した。彼の極めて大きな野望が達せられたという以上に、彼の努力はむくいられた。
• 日本のテレビドラマで人気のある人物の一人は, いつもお忍びの旅をして善にむくい, 悪をこらしめる江戸時代の副将軍である.
• むくいの原因となる悪い行いのこと
• 悪事に対する自然のむくい
• 恩などにむくいる
• あることをしたために受ける悪いむくい