三省堂 大辞林 |
びしびし 1
(1)次々と、容赦なく、厳しく行うさま。
「―教え込む」「―(と)取り締まる」
(2)物が勢いよく続けざまに当たる音を表す語。
「銃弾が―と壁に当たる」
(3)(床板など)物がきしむ音を表す語。
「廊下が―鳴る」
(4)鼻汁をすすりあげる音を表す語。
「しはぶかひ鼻―に/万葉 892」
品詞の分類
「びしびし」の用例一覧
田中貢太郎 虎媛 (青空文庫)
おうちょうか ) の万山という山の中まで往った。もう長いこと道を歩いたことのない焦生は、それがために両足が腫れあがって動けなくなった。監者達はびしびしと叩いて歩かせようとしたが、とても歩けそうにもないので、いっ...
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田中貢太郎 海異志 (青空文庫)
の体は別荘の裏門の前まで来てゐた土手と土手との間に穴倉の入口のやうな感じのする裏門の扉が見えると彼の暖かな思ひ出は消えてしまつた。彼は悲しさうな顔をして扉を見詰めて止つた。 ……青黒い太い顔をした口元に金の光る男が見えるやうな気がした。源吉はその男をびしびしと足元に踏みにじつてやりたかつた。さう...
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海野十三 英本土上陸作戦の前夜 (青空文庫)
( ごうぜん ) たる爆発音が聞え、大地はびしびしと鳴った。 「 墜 ( お ) ちた、近いぞ」 わァと 喚 ( わめ ) いて、逃げ腰になる。それを、叱りつける者がある。 仏と...
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