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できるかな

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2012/05/06 14:29 UTC 版)

できるかな
ジャンル 子供向け番組
放送時間 当該項参照
放送期間 1967年4月 - 1990年3月
放送国 日本の旗 日本
制作局 NHK
出演者 ノッポさん … 高見映
ゴン太くん … 井村淳 ほか
オープニング 「できるかな」
(作詞:山元護久、作曲:岩代浩一
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できるかな』は、1967年4月から1990年3月までNHK教育テレビで放送されていた幼児向けの工作番組である。「ノッポさん」と「ゴン太くん」が、テレビを見ている幼児に、身近にあるものを使って工作の楽しさを教える。2008年5月現在、CSスカイパーフェクTV!ケーブルテレビファミリー劇場にて、1980年代に放送された作品のうち数作が再放送されている。

なお、ここでは前身番組『なにしてあそぼう』についても記述する。

目次

概要

並外れた長身にチューリップハットをかぶった不思議なお兄さん「ノッポさん」(演:高見映)と、言葉・表情の代わりに「ウゴウゴ」と言う着ぐるみの「ゴン太くん」の無言劇を、画面には一切姿を見せない天の声の「おしゃべり」で解説を行う工作番組。NHK教育テレビにて、1970年頃から約20年間もの間、長らく就学前の幼稚園・保育園児や小学校低学年の児童に親しまれた児童番組である。

番組の基本的な流れは、“ノッポさんは退屈したり遊びたがっているゴン太くんのために即興で遊び道具を製作する。大抵は最初は小さな物を作り始め、番組クライマックスで段ボールガムテープで器用に大きな玩具を作り出す”というもの。

本放送終了後も、ノッポさん・ゴン太くんがNHK・民放の様々な番組に不定期に出演している(本項“番組史>放送後”参照)。最近のYahoo! JAPANによる市場調査でも、DVD化してほしいNHK番組の第1位に輝いたともされる[1]。19年間の放送分の中から、高見映と当時のスタッフが厳選した30回分を収録したDVDが2009年12月23日に発売された。

最終回では、それまで20年間「無言」を貫いたノッポさんが、「あーあ、しゃべっちゃった!」と語ったことは、大きな話題になり、高見映自身、その時の心境と経緯を著書『ノッポさんがしゃべった日』に書いている。

主題歌

番組史

放送中

  • 1960年
    • できたできた』という子供向け造形指導番組が制作された。『なにしてあそぼう』の前身。
  • 1967年4月
    • 『なにしてあそぼう』というタイトルでスタート。当初、ノッポさんの相方は「ムウくん」という赤い色をした熊の子だった。
  • 1970年3月
    • 『なにしてあそぼう』最終回。これに伴って、ムウくんも降板。ムウくんは降板した3年後の1973年に、『おかあさんといっしょ』のコーナーの1つ「ヤンヤンムウくん」で再登場した。
    • 『なにしてあそぼう』の終了につき、ノッポさんも一旦降板。後述するように1年後、視聴者の悲願により復帰する。
  • 1970年4月
    • 『できるかな』放送開始。1年目のみ出演者が異なっていた。当時は5人のお兄さん・お姉さんが登場。
  • 1971年4月
    • 復帰を願う子供たちの声に応える形で、ノッポさんが再登場。「ゴン太くん」との名コンビが誕生。
  • 1974年
    • 動けない設定だった初代ゴン太くんが、2代目である着ぐるみの姿に変更。
  • 1989年
    • スタート以来、長期にわたって「おしゃべり」を担当してきたつかせのりこが直腸癌のため急逝。かずきかずみが後任となる。また、この頃から数回に渡り、後継番組となる『つくってあそぼ』の「わくわくさん」(久保田雅人)と熊の「ゴロリ」が登場し、ノッポさんやゴン太くんと一緒に遊ぶという光景が見られた。
  • 1990年3月9日
    • 『できるかな』最終回。ノッポさんが最終回にして初めて言葉を発する。「(前略)あーあ、喋っちゃった。今日はね、特別なんです。えーとね、長い間ね、みんなと友達でいましたけど、『できるかな』は4月から『ともだちいっぱい』という新しい番組と変わります。(後略)」と、ノッポさんの発した言葉は、視聴者への別れの挨拶と新番組の紹介であった。こうして『できるかな』は、『なにしてあそぼう』から23年続いたその歴史にピリオドを打つ。

放送終了後

注)高見映の呼称について、特にNHKの番組で「高見のっぽ」と紹介される為、以降「高見のっぽ」で記述し、「高見映(番組内では「高見のっぽ」)で紹介」の形では記述しない。
フジテレビのバラエティ番組『クイズ!年の差なんて』にクイズ問題としてノッポさんとゴン太くんが出演。騎士に扮したゴン太君がノッポさんの守るダンボール製の城壁に攻め込むというコントを演じた。このときに出された問題は「チューリップハットをかぶったこの人の名前は何でしょう?ヒントは○○さん」だった。
NHK教育テレビの夏休みの集中企画『算数だいすき』(秋山仁がメイン出演者)に、ノッポさんが出演。この時も『できるかな』と同じく、最終回だけ声を発した。以後も『ノッポさんの工作塾』など教育テレビの夏休み企画に何度か出演する。相手役は古家貴代美が多い(2006年5月のライブパフォーマンスでも共演)。
NHK-BS2で放送された、NHKテレビ放送開始40周年記念番組BS青春テレビタイムトラベルにて、『なにしてあそぼう』が再放送される。
NHK教育テレビの夏休みの集中企画『ノッポさんのパソコンとあそぼう』に、ノッポさんが出演。このときは終始しゃべりを解禁し、優しく親しみのある声と演技力で新たなノッポさんを披露。相手役の古家貴代美と共にパソコンを使った音楽制作やお絵かきにチャレンジ。
フジテレビのバラエティ番組『トリビアの泉』で初代ゴン太くんが復活。二代目ゴン太くんとの共演および、ノッポさんとの別れと再会が描かれた。『できるかな』関連のトリビアは放映当初から人気があるため、今回初代ゴン太くんが当時の写真を基に新造され、登場した。
  • 日本テレビのバラエティ番組『世界一受けたい授業』で、高見映が久々に「ノッポさん」としてテレビ出演。ゴン太くんこそ出演しなかったものの、久しぶりに『できるかな』がテレビ放送で再現された。
  • 7月
本番組のテーマソングの替え歌トヨタ・ポルテのCM曲として使用される。
NHK教育テレビ天才てれびくんMAX』の生放送に、ノッポさんとゴン太くん(着ぐるみのみ)が出演。『できるかな』の秘話をクイズ形式で紹介したり、レギュラー出演者とともに工作をした。ノッポさん(高見映)は『みんなのうた』(グラスホッパー物語)でもおなじみのタップダンスを生で披露した。
NHK教育テレビ『親と子のTVスクール』にノッポさんとゴン太くん(パネルのみ)が出演。この時には久しぶりにノッポさんが工作を行った。
NHK総合テレビNHKアーカイブス』において、『できるかな』1988年4月26日放送回「こどもの日」と『なにしてあそぼう』の1シーン(NHKが現在所有する唯一の映像ファイル「箱であそぼう」の回から)、および『できるかな』最終回の1シーン(ノッポさんが喋ったシーン)が放送された。
NHK『クイズ日本の顔』で、ノッポさんとゴン太くんが出演。
NHK『こどもの日sp'06』において、ノッポさんが『グラスホッパー物語』を、ゴン太くんやバッタに扮した子供達と共に、NHK前広場でライブパフォーマンス。
注)これ以降の高見映の呼称について、特にNHKの(ニュース)番組で「高見のっぽ」と紹介される為、以降関連の記述は「高見のっぽ」で記述し、「高見映(番組内では「高見のっぽ」)で紹介」の形では記述しない。
NHK総合テレビ『スタジオパークからこんにちは』に高見のっぽがゲスト出演した。なお、番組後半にはゴン太くんも出演したほか、1990年3月6日放送の『できるかな』の一部も放送した。
コミックマーケット企業ブースにて、ノッポさんとゴン太くんが出演。前述『グラスホッパー物語』の宣伝を兼ねてミニアトラクションを行った。またこの時、12月31日の『NHK紅白歌合戦』へのスペシャルゲストとしての出演も公表した。
NHK総合テレビ『ニュースウオッチ9』において、NHK放送文化賞受賞者関連のニュースを放送。この賞に高見のっぽが受賞した。後日の放送(放送日不詳)では、『できるかな』のごく一部が放送された。
NHKテレビ『サラリーマンNEO』の1コーナーに、ノッポさんとゴン太くんが出演。番組レギュラーである生瀬勝久と絡んだコントを行う。
NHKアーカイブス』にて、『なにしてあそぼう』再放送。
  • 1月
NHK教育テレビの50周年記念番組にて、その他過去のキャラクターとともに、ノッポさんとゴン太くんが出演した。
  • 1月6日『ETV50 もう一度見たい教育テレビ「初めて出会うテレビ〜子ども番組〜」』(NHK教育テレビ)にノッポさんが出演。『できるかな』以外にも『おじさん おはなししてよ』や『ブーフーウー』についても語った。
  • 1月10日『あつまれ!キッズソング50〜スプー・ワンワン 宇宙の旅〜』(NHK教育テレビ)で、ノッポさんとゴン太くんが出演した。原則無口であったが、番組内で一度だけ、スプー、ワンワンにお礼の言葉をかけられた際に「どういたしまして。私も歌、大好きですから」と喋る。スプー、ワンワンはこれに対して「喋った…」と驚いた。
  • 5月8日
教育テレビ50周年記念企画として、『できるかな』最終回が再放送される(12月31日(15:41~16:00)にも再々放送)。

放送時間

(いずれも教育テレビ)

  • (1967年度、68年度については調査中)
  • 1969年度-1971年度
    • 本放送(火)10:30-10:45・再放送(水)9:00-9:15・再々放送(木)14:40-14:55
  • 1972年度-1979年度
    • 本放送(火)10:30-10:45・再放送(水)9:15-9:30・再々放送(木)14:40-14:55
  • 1980年度-1981年度
    • 本放送(火)10:30-10:45・再放送(水)9:15-9:30・再々放送(木)15:20-15:35
  • 1982年度-1984年度
    • 本放送(火)10:30-10:45・再放送(水)9:15-9:30・再々放送(木)15:15-15:30
  • 1985年度-1989年度
    • 本放送(火)10:30-10:45・再放送(水)9:15-9:30・再々放送(木)15:00-15:15

(いずれも教育テレビ)

  • 就学前の幼児を対象とした番組にもかかわらず、小学生からも支持を受けた。これは本放送当時に、放課後となる午後2時 - 4時の間にも再放送されていたことが影響している。

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  1. ^ ソフト化では過去に、VHSビデオCDとして発売されている。


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