三省堂 大辞林 |
しな・う しなふ 2 【▼撓う】
〔「しなやか」の「しな」と同源〕
(1)弾力があって、力を受けたとき折れずにしなやかに曲がる。たわむ。しなる。
「実がいっぱいなって枝が―・う」
(2)逆らわずに、物に従う。順応する。
「水に―・うて渡せや渡せ/平家 4」
(3)しなやかに美しい姿である。
「うち―・ひ寄りてそ妹はたはれてありける/万葉 1738」
⇒しなえる
「しなう」の用例一覧
泉鏡花 聞きたるまゝ (青空文庫)
泉鏡花 聞きたるまゝ 聞きたるまゝ 泉鏡花 吾 ( われ ) 聞 ( き ) く、 東坡 ( とうば ) が 洗兒詩 ( こをあらふし ) に、 人皆養子望聰明 ( ひとみなこをやしなう...
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本庄陸男 とも喰い (青空文庫)
上足痕はすぐに消されるほど吹雪いていた。腿まではいる雪の中を四つ匐いになって歩いた。ごうっと荒れて来ると、鼻先の亭主を見うしなう。その度に女は細い、だが力を込めた声で呼ばった。 「 父 ( とう ) はん、離れずにお呉れ。盗るんじゃない、借り...
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沖野岩三郎 源八栗 (青空文庫)
たことがありました。 藤六さんは、ある日、うちの屋根うらに、ほそびきをかけて、くびをくくつて、しなうとしました。高いふみ 次 ( つぎ ) を、持つてきて、ほそびきを、やねうらの、よこ木にかけました。しかし、かん...
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