あめつちの歌
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あめつちの歌(あめつちのうた)とは、誦文あめつちの詞を詠み込んだ和歌のこと[1]。平安時代の歌人源順の作が知られているが、同様の和歌は女流歌人の相模も残している。
- ^ 「あめつちの歌」と「あめつちの詞」を混同する向きもあるが[1]、『源順集』に収められた和歌48首の詞書には「あめつちのうた四十八首」とあり、また小学館の『日本国語大辞典』においても「あめつちの歌」と「あめつちの詞」は区別されている。『日本国語大辞典』第1巻「あめつちの歌」及び「あめつちの詞」(572 - 573頁)参照。
- ^ 『いろはうた』(『中公新書』558)、「誦文の成立事情」(115頁)。
- ^ 詞書「あめつちのうた四十八首 もと藤原のありたゞ、あざなたよめるかへしなり。本の哥はかみのかぎりにそのもじをすへたり。かへしはしもにもすゑ、時をわかちてよめる」。以上本文は御所本に拠る。『いろはうた』(『中公新書』558)93 - 95頁参照。
- ^ 以上本文は『新編国歌大観』第三巻所収『相模集』(350頁)に拠る。
- 1 あめつちの歌とは
- 2 あめつちの歌の概要
- 3 参考文献
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