あくたもくた

デジタル大辞泉

あくた‐もくた【^×芥もくた】

読み方：あくたもくた

《「もくた」は「もくず（藻屑）」が「あくた」に引かれて音変化したものという》

１ 何の役にも立たない、つまらないもの。無用なもの。

「何のかのいふ—を、さらりとちくらが沖へ流して」〈おらが春〉

２ 人の欠点や短所。また、それをあげつらう言い方。あくぞもくぞ。あくたいもくたい。

「充満坪(じゅうまんつぼ)の煤(すす)はきするやうに、—をまけ出して」〈洒・船頭部屋〉

茨城弁大辞典

【あくたもくた】 あくたもくた

なんでもかんでも

隠語大辞典

芥藻屑

読み方：あくたもくた

1. あくぞ、もくぞの転訛。何の役にも立たざる事を嘲りて云ふ語。他人の非を挙げて悪口雑言する也。「－に云つてやつた」。

分類 東京

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