『南国山河』
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太寧5年(1076年、4月に改元して英武昭勝元年)、李常傑は如月江、富良江沿いの戦陣において兵の士気を上げるために詩句を編んだ。 南國山河南帝居 截然定分在天書 如何逆虜來侵犯 汝等行看取敗虚 (日本語訳) 南国の山河は、南の皇帝が統べるところ 豁然と定め分かつと天の書にもある。 どうして野蛮人どもに侵せようか お前たちが敗北の憂きを見るは必定である。 チャン・チョン・キムによれば、李常傑は戦意を失いかけた自軍の将兵を鼓舞すべく、戦地に近い祠の前でこの『南国山河(中国語版)』を朗誦させたという。
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