γ開発計画
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 01:53 UTC 版)
宇宙世紀0085年当時、アナハイムはデラーズ紛争およびガンダム開発計画に伴う事件により地球連邦政府の不信を買っていたものの、独自に新規のMS開発は続けていた。 リック・ディアスもそのひとつである。この計画にはのちのエゥーゴ創設者であるブレックス・フォーラも関わっていた。 「MSA-099」には地球連邦からエゥーゴの動きを欺くための型式番号として「RMS-099」が与えられた(試作機の「RX-098」プロトタイプ・リック・ディアスも開発されている)。 そこに新素材ガンダリウムγを持参したクワトロ・バジーナ大尉がエゥーゴに参加。「MSA-099」にはコードネームとしてガンダリウムγを使用したガンダム「γガンダム」(ガンマガンダム)の名がつけられ、実機の開発が行われた。さらに、γガンダムは完成の際にクワトロ・バジーナ大尉により「リック・ディアス」と名づけられた。 リック・ディアスの開発を担当したのはかつてガンダム試作1号機、ガンダム試作3号機ステイメンを開発した先進開発事業部「クラブ・ワークス」と、ガンダム試作2号機、ガンダム試作4号機を開発した旧ジオン系の技術者が在籍している「第二研究事業部」であった。 γガンダムの名はガンダリウムγにちなんだものであるが、αをファーストガンダムたるRX-78と位置づけ、3番目のガンダムの意でγガンダムであるという二重の意味が含まれているとしている場合もある。その場合、βガンダムはガンダムMk-IIかGPシリーズであるという。
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