魔法少女リリカルなのはINNOCENT
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/13 07:37 UTC 版)
用語
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- ブレイブデュエル
- グランツ・フローリアンを中心に地方都市の研究者(変わり者)が開発した体感型のシミュレーションゲーム。プレイヤーは登録制で主に「デュエリスト」と呼称される。ゲームとのある程度のデータ共用が可能なため、プレシアとリンディはかつてプレイしていたシミュレーションゲームのデータをコンバートしてアバターとデバイスにしている
- リライズアップ
- ゲーム内でバリアジャケット形態に変身する事を指し、漫画版では一定のカード枚数(ゲームではカードのMAXレベル-10以上の同名カード2枚。ただし下記の例外あり)で行える。基本的にバリアジャケット装着時の掛け声は何でもいいらしく、アリシアやダークマテリアルズは独自の掛け声を使っている。
- ユニゾン
- 通常のリライズと異なり、決まった2種類の異なるカードの組み合わせで行うリライズ。
- ベースとなったキャラにもう片方のキャラの特性が加わり2つの属性を同時に併せ持ったり[注 50]、長所がさらに特化されたり逆に弱点だった点が改善される[注 51]など様々なメリットがある。
- また、シュテルとレヴィ、アリサとすずかなどどちらをメインしても合成可能な組み合わせが存在する。
- 基本的な外見上の変化は「バリアジャケットとデバイスの色がもう片方のキャラのカラーリングを基調とした物に変化(ミッドチルダ系メンバー全員、ダークマテリアルズ&ユーリが該当)」、「バリアジャケット、髪の毛、瞳の色が変化(ベルカ系メンバー全員が該当)」、「手持ちの武器交換(フローリアン姉妹が該当)」に分けられる。
- 漫画版ではグランツ博士も想定していなかった形態とされている。
- アバター
- ゲーム内における自身の分身。デュエリスト特性に合わせた様々なバリエーションが存在しており、一部の者はこれを独自にカスタマイズした物を着用している。
- 登録時に入力した個人情報、選んだカードデザインで生成され、希にこれらの組み合わせから希少(レア)なスタイル・カラーとなる者がいる。例としてなのはの様に白を基準としたアバターは滅多に現れない。
- なお、当初アバター制作のルールとして「大人が昔の自分の写真から子供のころのデザインのアバターを作る[注 52]のはOKだが、子供が大人化した自分のアバターを作るのは禁止」というものがあった[注 53]が、なのはたちを見ていてグランツも考えを変えたらしく、後に大人化アバターも「GEモード」の名で解禁された。
<主なバリエーション>
- セイクリッドタイプ
- 使用者:なのは、シュテル、アリサ(一部)
- 後方からの火力に特化した重砲撃型。
- ライトニングタイプ
- 使用者:フェイト、レヴィ
- 防御力を犠牲にスピードを特化させた接近戦型。
- ガンナータイプ
- 使用者:アリシア、ティアナ、ディエチ
- 全距離に対応したバランスタイプ。
- プロフェッサータイプ
- 使用者:すずか
- 主に援護、索敵、スキルに特化した後方支援タイプ。
- フェンサータイプ
- 使用者:アリサ、シグナム、アインス(一部)
- 剣を使った戦闘に特化した中近距離戦タイプ。
- ロード・オブ・グローリータイプ
- 使用者:はやて、ディアーチェ、なのは(一部)、すずか(一部)、シュテル(一部)
- 後方からの広範囲攻撃に特化した指揮官タイプ。かなりのレアアバター。
- エクスキューショナータイプ
- 使用者:クロノ
- 防御が固めで、特に対物理形の耐性が高い。ベルカスタイルのデュエリストに対して高い戦闘能力を見せる。
- アーマーナイトタイプ
- 使用者:ヴィータ
- セイクリッドタイプとは逆に接近戦に特化した重装甲型。
- クレリックタイプ
- 使用者:シャマル
- 回復と支援に特化をしたタイプ。
- アークビショップタイプ
- 使用者:リインフォース・アインス
- 軽装型の後衛タイプ。
- ナイトレイダータイプ
- 使用者:リインフォース・アインス
- 前衛向きの装備。
- プロテクトスーツ
- 使用者:アミティエ、キリエ
- インダストリースタイルにのみ見られる独自の物で、全アバターの中で唯一武器の切り替えが可能。
- インペリアルローブ
- 使用者:ユーリ
- モードの切り替え可能。ロード・オブ・グローリータイプ以上のレアアバター。
- ストライカータイプ
- 使用者:スバル、ギンガ
- 高速近接格闘型。
- ホビーショップT&H
- 海鳴市にあるリンディとプレシアの2人が共同経営するホビーショップ。T&Hの由来はテスタロッサ&ハラウオンおよびトレジャー&ホビー。漫画版とゲームにおけるなのは、アリサ、すずか、テスタロッサ姉妹などの拠点。シミュレーターとカレーなどが食べられる軽食スペースを兼ねたコミュルームがある。カードデッキのデザインは「ミッドチルダ式」。
- 古書店・八神堂
- 藤丘町にある八神家が家族経営している書店で、漫画版とゲームにおける八神家メンバーの拠点。古書店であるが古書以外に新刊書籍や玩具も扱っており、地下にはアリーナ施設が存在する。カードデッキデザインは「ベルカ式」。
- グランツ研究所
- 暁町にあるグランツ・フローリアンが所長を務める研究施設にしてブレイブデュエル発祥の地。漫画版とゲームにおけるフローリアン姉妹、ダークマテリアルズ、ユーリの拠点。研究施設であるが一般のためにブレイブデュエルの施設を開放しているほかコミュルームを兼ねたウエスタン風カフェが存在する。カードデッキデザインは「インダストリー」。
- スカリエッティ研究所
- ジェイル・スカリエッティが所長を務める研究施設。中島家とはお隣関係。カードデッキデザインは新たに追加された「ラボラトリー」。
注釈
- ^ 一部のカードは漫画版を担当している川上修一、『マテリアル娘。 -INNOCENT-』を担当している榊蒼十郎、第4期シリーズの作画担当の藤真拓哉と緋賀ゆかり、コミックアラカルトで参加した漫画家がデザインをしている。
- ^ 『第1期』の小説版や『BOA』『GOD』、『The MOVIE 1st』『The MOVIE 2nd A's』のように、厳密にはパラレルストーリーとされる作品を含む。
- ^ より厳密に言えば、バリアジャケット等、『The MOVIE 2nd A's』の設定が色濃く反映されている。そのためか、「『A's』の時間軸の登場人物」であっても、劇場版で登場していないギル・グレアム、リーゼロッテ、リーゼアリアは登場していない。
- ^ 『StrikerS』でスバルやティアナと同じフォワード部隊だったエリオやキャロ、ナンバーズでも聖王教会組の3名等は未登場。
- ^ 例えばスバル、ティアナはなのはたちの2学年下である小学2年生という設定になっている。ただしスバル、ノーヴェ、ウェンディの3名は、アバターという形で『StrikerS』時代の姿が登場している。
- ^ その影響でヴィヴィオとアインハルトは大人形態に変身できず、ヴィヴィオはなのはに似たバリアジャケット、アインハルトは通常時の姿にバリアジャケットという姿になっている。
- ^ ただし、『Force』で登場した一部の装備のみは、原典とは他のキャラクターが装備するという形で登場している。例えば、AEC武装を装備した子供の頃のなのは達や、黒騎士の装備一式(銀十字の書、ディバイダー996)を装備したレヴィ(本来の所持者はトーマ)、エンゲージスーツ「ホワイト・リリィ」を装備したアリシア(本来の使用者はリリィ)などのカードが登場している。
- ^ ただし、リライズアップしたという形でアルフ、ザフィーラ、ユーノの人間態は登場しており、リニスに関してもリニス2世(猫)の登録データが混成したという形でリライズ時は原典同様の猫耳姿に変身する。
- ^ リンディ&プレシア:おもちゃ屋の店長、クイント:主婦、ゲンヤ:大学教授、スカリエッティ:技術者(登場当初は実質的無職)など
- ^ ただし引き下げ量は一定していない。例えば『StrikerS』でなのは(19歳)の4歳下(15歳)であったスバルは、『INNOCENT』ではなのは(小学4年生)の2学年下(小学2年生)になっている。また『StrikerS』でなのはより年下(17歳)であったギンガは、『INNOCENT』ではなのはより年上であるはずの中学1年生になっている(ギンガについては飛び級等の言及はなされていない)。
- ^ 『ViVid』のキャラは原典世界からの出演のため、年齢は引き下げられていない。
- ^ 公式サイトのキャラ解説によると兄姉に倣って少しだけやっていると表記されている。
- ^ 原典での使用者はリリィ・シュトロゼック。
- ^ 原典ではアースラは戦艦ではなく次元航行艦船。
- ^ ただし、プレシアの子供が小学生のためか朝と夕方は積極的に接客もおこなっている。
- ^ 格好は原典における管理局局員としての姿。また、「銀河提督少女リンディ」という当時の彼女の姿のカードも存在する。
- ^ 格好は原典における姿。また、「雷光少女プレシアちゃん」という当時の彼女の姿のカードも存在する。
- ^ 一部カードの設定によると高校時代にマーチングバンドをやっておりその写真をもとにしたカードも存在する。
- ^ 漫画版のみ。
- ^ 原典では単に名前のみで、ゲーム版ではザフィーラにも苗字が設定されている。
- ^ 原典での使用者はミウラ・リナルディ。
- ^ だったが、後に彼女より年下のリインとアギトが登場している。
- ^ a b 原典ではやてが一時期ゲンヤの部隊で研修を受けていたという設定が元になっている。
- ^ ソーシャルゲームでは「草間一刀流師範代」というカードがある。「草間一刀流」とは魔法少女リリカルなのはシリーズの原作である『とらいあんぐるハート3 〜Sweet Songs Forever〜』に登場する主人公、高町恭也(高町なのはの兄)の数少ない友人である赤星勇吾が修めている流派である。
- ^ ただし彼女の役柄が「か弱い女性」のため他の面々からは首を傾げられている。
- ^ ただし、基本的にゲーム内などではアインスはそのまま「アインス」、ツヴァイは「リイン」と呼ばれることのほうが多い。
- ^ ゲーム版では八神ザフィーラ。
- ^ ただし、ユーノとアルフ同様ゲーム内では人間態の姿になる。
- ^ ただし、近所のお店の人などには普通にしゃべる。
- ^ 『GOD』では漢字表記が「子鴉」であったが、『INNOCENT』では変更されている。
- ^ 『GOD』では逆にはやてから「お姉ちゃんって呼んでええよ」と言われていた。
- ^ 原典の唯一登場しているイベント絵では幼少時のキリエが持っていたぬいぐるみで顔が隠されている。
- ^ a b c 原典での使用者はトーマ・アヴェニール。
- ^ シュテルとユニゾン時はバーニングスーツ。
- ^ ディアーチェとシュテルと同年齢と設定されているが、得意分野以外の学力的問題で1学年下に編入している。
- ^ 原典世界の彼女も同様。
- ^ a b 原典においてスバル、ギンガ、ノーヴェの3人がクイントの遺伝子をもとにスカリエッティの技術で生み出されたという出生からこのような関係になったと思われる。ただし、ノーヴェの親元はスカリエッティだがスバルとギンガを生んだ存在は明かされていない。
- ^ なお、ノーヴェとウェンディはこれが違法品であることを知らなかった。
- ^ 原典での名前は一架→ウーノ、二乃→ドゥーエ、三月→トーレ、四菜→クアットロ、七緒→セッテ。なお、デュエル時は七緒を除き原典での名前で登録している。
- ^ ただし、公式サイトのキャラ紹介の項目で「世界征服計画の片手間で行った研究により生活は何とかなっている」と表記されているため収入がなかったわけではないようである。
- ^ 公式サイトのキャラ紹介によると外資系の一流企業の管理職。
- ^ しかし、なぜかセリフの中に某空手を使い戦うロボットアニメのセリフが混在している。また、悪役を演じるというよりも純粋に格闘勝負を楽しんでいるらしい。
- ^ 原典におけるIII型。
- ^ a b マスクドファイターの時はラボラトリーのみ。
- ^ a b マスクドファイター時は原典と同じだが子供の時は派手なデザインに変更されている。
- ^ a b 外見は原典の『StrikerS サウンドステージX』以降のバリアジャケットで、顔の部分に『ViVid』冒頭でアインハルトがつけていたものと同じ仮面をつけている。
- ^ 名称はレイジングハートだが形状は劇場版第2作版のレイジングハート・エクセリオンと同様。
- ^ 外見はストライクカノン、または劇場版第2作で没デザインとなったバスターカノンモード(魔法少女リリカルなのはTheMOVIE2ndA'sオフィシャルコンプリートブック 152頁)に似る。
- ^ 名称はバルディッシュだが形状は劇場版第2作版のバルディッシュ・アサルトと同様。
- ^ たとえばアリサとすずかのユニゾンカードはアリサの炎の力とすずかの氷の力を併せ持つ。
- ^ たとえばシュテルとレヴィのユニゾンなら2人の特性である攻撃力の高さが大幅に強化され、ディアーチェとユーリのユニゾンだったらディアーチェの弱点だった防御の低さがユーリのスペックでカバーされる。
- ^ 実際、リンディ、プレシア、リニスの3人が昔の写真からアバターを作っている(ただしリニスは高校時代の写真のため現在とあまり変化がない)。
- ^ グランツ曰くどのようにするかはわからないから。
出典
- ^ “スマートフォンアプリEXPO 2013 レポート【1】モバイル・スマートフォンゲーム開発を陰から支える最前線の企業が出展” (2013年4月23日). 2013年6月15日閲覧。
- ^ a b “運営からのお知らせ: 『魔法少女リリカルなのはINNOCENT』始まります!!” (2013年3月31日). 2013年5月2日閲覧。
- ^ コンプエース単行本・新刊広告。
- ^ 『月刊コンプエース』2013年2月号、pp.24-25。
- ^ 漫画版 DUEL:09
- ^ 魔法少女リリカルなのはINNOCENT公式サイト「コミックマーケット84「NANOHA INNOCENT PROJECT」出展詳細情報!」(2013年10月17日閲覧)
- ^ 一番くじ公式サイト「一番くじ 魔法少女リリカルなのはINNOCENT」(2013年10月17日閲覧)
- ^ グッドスマイルカンパニー公式サイト「ねんどろいどぷち 高町なのは セイクリッドジャケット&ヴィータ」(2013年10月17日閲覧)
- ^ 魔法少女リリカルなのはINNOCENT公式サイト「コミックマーケット86「NANOHA INNOCENT PROJECT」出展詳細情報!」(2014年10月05日閲覧)
- ^ 魔法少女リリカルなのはINNOCENT公式サイト「「魔法少女リリカルなのはINNOCENT」設定資料集、再販決定!」(2014年10月05日閲覧)
- ^ 一番くじ公式サイト「一番くじプレミアム 『魔法少女リリカルなのは INNOCENT』 1stデュエル」(2014年10月05日閲覧)
- ^ 人気コンテンツ「魔法少女リリカルなのはINNOCENT」とコラボレーションしたクレジットカードが誕生!:クレジットカードの三井住友VISAカード(2015年1月26日ニュースリリース、2015年5月16日閲覧)
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