ルパン三世 バイバイ・リバティー・危機一発!
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/06/04 07:33 UTC 版)
用語
- スーパーエッグ
- 本作のお宝。アメリカンフットボールのボール程の大きさを誇る巨大なタマゴの形をした世界最大のダイヤモンド。数年前にルースターが宝石の展示会より盗み出し、自由の女神像に隠していた。
- 詳細な来歴は不明だが元はスリーメイスンの所有物であり、イザベルが組織から出奔する際に、ニューウイルスのデータを引き出す鍵にし、持ち出したものであった。このため、スリーメイスンはイザベルと共にその行方を追っていた。
- ニューウイルス
- 本作の真のお宝。史上最悪のコンピューターウイルスで、使用すれば全世界のあらゆるコンピュータ上のデータを、使用者の望むままに改竄・消去できる。実際、劇中ではアメリカの国防総省とソ連の軍司令部のコンピュータを一瞬にしてハッキングし、両国の核ミサイルの発射準備を完了させている。しかしながら、現在の保管場所などは不明とされていた。
- スリーメイスンが今後の高度情報化社会に対応し組織の覇権を維持するために開発したもので、直接の開発者はイザベル。しかし、彼女が組織から出奔するにあたって、そのデータは自己暗示により彼女の深層心理内に封印され、解放にはスーパーエッグが必要となっている。
- スリーメイスン
- 本作における敵組織で、世界的な秘密結社。ニューヨークの巨大ビルを本拠地とし、表向きは大企業としている。組織の実態はオカルトめいており、構成員たちはフード付きのローブと仮面をつけている。No.1ことシルバーマン以下、No.3までの3人の幹部がいるが、物語開始時点ではNo.2だったイザベルが出奔中で欠番となっており、No.3のジミー・カンツが事実上の次席となっている。実際にシルバーマンはオカルト的な魔術のような超常の力を用いることができ、構成員たちから畏怖されている。
- 絶大な力を持つ古い組織だが、情報化技術の発達により衰退すると予測し、これをコントロールするニューウイルスを開発した。しかし、イザベルが出奔してしまったため、彼女と鍵となるスーパーエッグの行方を捜していた。
注釈
- ^ 『ルパン三世 PARTIII』最終回および『ルパン三世 風魔一族の陰謀』からでもルパンたちの活動がアニメ化にて描写されるのは久しぶりであり、それに伴う形で本編でもルパンは銭形に対して「よぉ、とっつぁんご無沙汰ぶりだこと」と発言し、次元はルパンに「引退したって噂、本当だったのか」と話しかけ、不二子はルパンに「あら、ルパンお久しぶり」と挨拶代わりに指で投げキッスをするなど、ルパンたちがしばらくの間は顔を会わせていなかったことは示されている。
- ^ いずれも「複製人間」の衣装設定に準じている。
- ^ 『TV第4シリーズ』を基に制作された『イタリアン・ゲーム』や『グッバイ・パートナー(後半)』を除く。
出典
- ^ 『テレビ視聴率月報(関東地区)』ビデオリサーチ。
- ^ 『ルパン三世 Master File』の「ルパン三世クロニクル」インタビューより。
- ^ 福岡桃子 (2019年7月11日). “思わず二度見?ちょっと変わった素敵な名前のビール~名前とラベルにまつわるストーリー~”. ビール女子. 2019年7月13日閲覧。
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