リービット・ブルドッグ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/12/08 01:56 UTC 版)
原産地 | アメリカ合衆国 | ||||||||||||||||||
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イヌ (Canis lupus familiaris) |
作出に際しては、イングリッシュ・ブルドッグにブルマスティフ、アメリカン・ブルドッグ、アメリカン・ピット・ブル・テリアの血が加えられ、ブル・バイティング(牛虐め)に使われていた当時のブルドッグに似た、四肢の長く、マズルのつぶれていない姿をしていて、ブルドッグがしばしば抱える健康上の問題が少なく、飼育しやすい犬種となった。
はじめオールド・イングリッシュ・ブルドッグ(Olde English Bulldogge)と名付けられたが、他のブリーダーによるオールド・イングリッシュ・ブルドッグの復元や犬種標準の確立が進むにつれ、リービットとその団体は独立の犬種の作出を志向し、別犬種として「リービット・ブルドッグ」と呼ぶようになった。
作出当初は、イングリッシュ・ブルドッグからかけ離れた姿をしていたため、イングリッシュ・ブルドッグの愛好家から非難を受けたが、犬の健康面を考慮する愛好家からは好評で、作出者の意思に賛同する人も多くいた。
マズルは短いが、つぶれてはいない。皮膚のたるみは少なく、筋骨隆々のがっしりした体つきをしている。脚は太く長く、走り回ることもできる。頭部はやや小さくなり、胸は広く、臀部はより大きい。垂れ耳・垂れ尾でコートはスムースコート、毛色の制限はない。体高は雄56〜63cm、雌54〜60cmで体重は雄27〜36kg、雌25〜32kgの大型犬で、性格は忍耐強く温和であるが、勇敢な一面も持つ。
参考文献
- デズモンド・モリス著、福山英也・大木卓訳「オールド・イングリッシュ・ブルドッグ」『デズモンド・モリスの犬種事典』誠文堂新光社、2007年、304ページ
- ^ “History of the Breed”. Leavitt Bulldog Association. 2015年8月11日閲覧。
- 1 リービット・ブルドッグとは
- 2 リービット・ブルドッグの概要
- リービット・ブルドッグのページへのリンク