ブレリオ XI 主なバリエーション

ブレリオ XI

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/04 16:12 UTC 版)

主なバリエーション

ブレリオ XI ミリテール
軍用単座機。ノーム50馬力空冷ロータリーエンジン搭載。
ブレリオ XI アルティユリ
軍用単座機、着弾観測用。ノーム50馬力空冷ロータリーエンジン搭載。
ブレリオ XI-2
タンデム複座型。ノーム7B 70馬力空冷ロータリーエンジン搭載。
ブレリオ XI-2 bis「コテ・ア・コテ」
機幅を拡張、サイドバイサイド方式(côté-à-côté)の複座としたもの。
ブレリオ XI-2 水上機
ブレリオ XI-2 をベースにフロートを装着、翼面積拡張。
ブレリオ XI-2 アルティユリ
ブレリオ XI-2 の軍用型。
ブレリオ XI ジェニ
ブレリオ XI-2 の軍用型。輸送に適すよう、分解・組立が容易にできるように改良。
ブレリオ XI-2BG
パラソル翼に改造された型で、英・仏航空隊で使用された。
ブレリオ XI-3
タンデム3座型で、ノーム140馬力エンジンを搭載。
ブレリオ XI E1
単座練習機型。
ブレリオ XI R1
主翼を切りつめた地上訓練用。

海峡横断飛行の再現

ブレリオ XI は、歴史的にも近代航空史上初期の重要な機体と見なされており、保存機や、後年に作成されたレプリカも存在する。

ブレリオの海峡横断から100周年にあたる2009年7月25日には、1934年製のブレリオ XI レプリカ機にフランス人パイロットが搭乗、ブレリオ海岸から離陸して、45分でドーバー海峡横断に成功した[1]

要目

  • 乗員:1 名
  • 全長:8 m
  • 翼幅:7.8 m
  • 全高:2.6 m
  • 翼面積:14 m2
  • 重量:300 kg
  • エンジン:アンザーニ3気筒
  • 出力:22 - 25 馬力
  • 最大速度:58 km/h



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