ファイナル・デスティネーション もうひとつのエンディング

ファイナル・デスティネーション

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/28 18:22 UTC 版)

もうひとつのエンディング

製作当初は「アレックスはクレアを救うため高圧電線を握り締めて火だるまになり死亡。時は移りクレアが飛行機の離陸時刻だった9時25分に男児を出産、アレックスと命名。また、カーター・ホートンも生き残る。」というエンディングであったが、試写会で不評だったため、新たに200万ドル以上を投じてエンディングを撮り直した[6]。追加撮影が半年後だったため、主役のデヴォン・サワはかなり太ってしまっていたものの画面ではそれほど目立たず、また追加撮影部分がストーリー上も半年後の話となっていたため、違和感をもたせないものとなっている。なお、初期版のエンディングはBD/DVDに特典映像として収録されている。

特記

  • アレックスが搭乗の時に見下ろした、貨物運搬車の番号は「666」である。
  • 劇中に流れる歌を歌ったジョン・デンバーは飛行機事故で死亡している。
  • キーワードとなるナンバー"180"だが、元々のタイトルは「Flight 180」だった。
  • アレックスとクレアのキャスティングには元々トビー・マグワイアキルスティン・ダンストが設定されていた。

スタッフ

  • 監督 - ジェームズ・ウォン
  • 製作総指揮 - リチャード・ブレナー、ブライアン・ウィッテン
  • 脚本 - グレン・モーガン、ジェームズ・ウォン、ジェフリー・レディック
  • 音楽 - シャーリー・ウォーカー
  • 撮影 - ロバート・マクラクラン
  • プロダクションデザイン - ジョン・ウィレット
  • 衣装デザイン - ジョリ・ウッドマン
  • 特殊メイク - ライアン・ニコルソン
  • 特殊効果 - アリエル・ヴェラスコ=ショー、レイ・マッキンタイアJr.

シリーズ


  1. ^ a b c Final Destination (2000)” (英語). Box Office Mojo. 2010年4月22日閲覧。
  2. ^ ジェームズ・ウォンは、『X-ファイル』の第4シーズン第7話『紫煙』(Musings of a Cigarette Smoking Man)で、すでにテレビドラマの監督は経験していた。
  3. ^ 北米盤DVDの特典映像より。DVD Reviewによる監督インタビューも参照。
  4. ^ 「destination」は「destine」(運命づける)の名詞形のひとつで、「運命が導く場所」という意味である。もうひとつ、「destiny」(運命・宿命)という名詞形もある。
  5. ^ 両親は兄を失ったことに関するショックで自殺をしたと考えていた。
  6. ^ 「新たな命を授かること(=妊娠)によってのみ、死の運命を回避できる」という設定があったが、このシーンが削除されたことにより、同設定も白紙状態になった(DVDの特典映像の解説より)が、次作「デッドコースター」においてミスリードの要素として採用され、次作主人公のキンバリー達を翻弄することになる。


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