ドラえもんのひみつ道具 (くあ-くと)
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空間接着剤
空間ひんまげテープ
空間ひんまげテープ(くうかんひんまげテープ)は、「いやなお客の帰し方」(てんとう虫コミックス11巻に収録)に登場する。
白地の紙テープで、粘着性がある。書き込みはできる。このテープでメビウスの輪を作りドアに張ると、空間が捻じ曲がりドアの向こうの空間がテープを張った側の空間につながってしまう。たとえばドアの外側にテープを張った場合、ドアを開け、中に入ろうとしても家の外に出てしまう。
2011年5月27日放送のアニメ「カワウソのび太の大冒険」では、川原の道の2ヶ所にこのテープのメビウス環をばらまくことで、その間の道を堂々巡りしてしまうようになる、という使い方がされている。
空気クレヨン
空気クレヨン(くうきクレヨン)は、「夢中機を探せ」(てんとう虫コミックス『ドラえもんプラス』第2巻に収録)、「空気クレヨン」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第4巻に収録)に登場する。
見た目は普通のクレヨンと変わらないが、虚空に描くことができる。「夢中機を探せ」に登場するバージョンは、描いた絵は風に乗って流されていくというものだが、「空気クレヨン」に登場するバージョンだと、描いた絵の上に乗ることができ、描いた動物や乗り物が本物のように動いたりする。
空気消しゴム
空気消しゴム(くうきけしゴム)は、「空気クレヨン」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』4巻に収録)に登場する。
これを使うと、空気クレヨンで描いた物を消すことができる。
空気中継衛星
空気中継衛星(くうきちゅうけいえいせい)は、「空気中継衛星」(てんとう虫コミックス26巻に収録)に登場する。
地球上のあちこちの空気(の成分や気候など)を手元で味わうことのできる道具。手のひら程度の大きさの人工衛星2個と、地球儀型機械のセット。第一衛星を空へ打ち上げ、地球儀に針を刺すと、第一衛星が瞬時にその場所へ飛来し、手元においてある第二衛星が飛び上がり、第一衛星のもとから空気を電送してくる。
空気だけではなく、その土地の音、風、雪、雨なども同時に電送で中継される。たとえばハワイの空気を中継すれば、ヤシの木の葉ずれや波の音、さわやかなそよ風など、目を閉じれば本当にハワイにいるかのような気分に浸れる。ジャイアンとスネ夫が使った時は、大雨や砂嵐、竜巻まで電送されて来て散々な目に遭った(事前に中継元の気象状況を調べる機能の描写はない)。
空気手ぶくろと空気メガネ
空気手ぶくろと空気メガネ(くうきてぶくろとくうきメガネ)は、「空気手ぶくろ」(てんとう虫コミックススペシャル『ドラえもんカラー作品集』第6巻に収録)に登場する。
「空気手ぶくろ」をはめると、空気を粘土のようにこねてさまざまな物を作ることができる。空気で作った物は透明なので目に見えないが、「空気メガネ」を使うと見ることができる。
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