ケーレブ・ドレッセル
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/10 14:31 UTC 版)
経歴
2016年リオデジャネイロオリンピック
初めてのオリンピックでドレッセルは100m自由形で6位、400mリレーと400mメドレーリレーで二冠を達成した。メドレーリレーは予選メンバーとして泳いだ。
2017年ブダペスト世界水泳選手権
50m自由形と100m自由形でナショナルレコードを更新して金メダルを獲得し、100mバタフライでも歴代2位となる49秒86で優勝し、個人三冠を達成。リレーでは400mリレー・400mメドレーリレー・400m混合フリーリレー・400m混合メドレーリレーで四冠に輝き、個人種目と合わせて2007年のマイケル・フェルプスに次いで史上2人目の七冠を達成した。2つの混合リレーでは世界新記録を樹立した。
2019年光州世界水泳選手権
50mバタフライと50m自由形を大会新記録で優勝し、100mバタフライでは準決勝で世界記録を0秒32更新する49秒50を記録し、決勝でも2位以下に1秒以上の差をつけて優勝、100m自由形でも高速水着が廃止以降初の46秒台となる46秒96の世界歴代2位の記録で金メダルを獲得、個人4冠を達成した。リレーでは400mリレーを男子、混合共に制したがメドレーリレーでは男子・混合のどちらも2位で今大会は6冠に終わり、史上初の2大会連続7冠とはならなかった。
2020年東京オリンピック
50m自由形・100m自由形・100mバタフライ・400mフリーリレー・400mメドレーリレーで5冠を達成した。100mバタフライと400mメドレーリレーでは世界新記録を樹立した。オリンピック競泳競技で5冠を達成したのはマーク・スピッツ、クリスティン・オットー、マット・ビオンディ、マイケル・フェルプスに次いで5人目[3]。ちなみに、400mメドレーリレーでは第三泳者となり得意のバタフライを泳いだのだが、自身が同大会の100mバタフライで更新した世界記録49秒45を0秒42上回る、49秒03を記録した。
- ^ “英語のIPA発音記号変換(アメリカ英語)”. tophonetics.com. 2021年3月7日閲覧。
- ^ Ben Colin (2017年6月20日). “2017 U.S. Nationals Preview: Is This Caeleb Dressel's Time In The 50?"”. FLO SWIMMING. 2017年9月21日"閲覧。
- ^ Swimmer Caeleb Dressel wins two more golds, ends Olympics with 5; Bobby Finke wins 1,500 free
- ケーレブ・ドレッセルのページへのリンク