後期スコラ哲学にみられる、信仰と知識との関係についての考え方の一つ。啓示によって与えられる信による世界把握と、理性の推論によって決する知による世界把握とは、互いに別のことであるから、両方ともに容認され...

後期スコラ哲学にみられる、信仰と知識との関係についての考え方の一つ。啓示によって与えられる信による世界把握と、理性の推論によって決する知による世界把握とは、互いに別のことであるから、両方ともに容認され...

現代において、中世のスコラ哲学の精神を再興しようとして、カトリック教会内に起った哲学運動。理性の真理も信仰の真理も唯一の神的真理を源泉として出ており、ために矛盾するものではなく、信仰は理性を前提として...

現代において、中世のスコラ哲学の精神を再興しようとして、カトリック教会内に起った哲学運動。理性の真理も信仰の真理も唯一の神的真理を源泉として出ており、ために矛盾するものではなく、信仰は理性を前提として...

Johannes Scotus Eriugena 中世の神学者・哲学者。アイルランド生まれ。カール二世（禿頭王）に招かれフランク王国で活動。新プラトン派の学説をキリスト教の創造説と結びつけ、汎神論的な...

Johannes Scotus Eriugena 中世の神学者・哲学者。アイルランド生まれ。カール二世（禿頭王）に招かれフランク王国で活動。新プラトン派の学説をキリスト教の創造説と結びつけ、汎神論的な...

（Universalienstreitドイツ）普遍についての中世スコラ学の論争。普遍は個物に先立って実在するという実在論（実念論）と、普遍は個物の後に人間がつくった名前にすぎないとする唯名論とが対立し...

（Universalienstreitドイツ）普遍についての中世スコラ学の論争。普遍は個物に先立って実在するという実在論（実念論）と、普遍は個物の後に人間がつくった名前にすぎないとする唯名論とが対立し...

「侍女」は「婢」とも。中世のスコラ哲学で、哲学が神学に従属している状態を指す言葉。哲学的学問の越権を戒めるための言葉だったが、のちに哲学に対する軽べつの意を含むようになった。

「侍女」は「婢」とも。中世のスコラ哲学で、哲学が神学に従属している状態を指す言葉。哲学的学問の越権を戒めるための言葉だったが、のちに哲学に対する軽べつの意を含むようになった。