pg_fetch_object
pg_fetch_object — 行をオブジェクトとして得る
説明
object pg_fetch_object ( resource result [, int row [, int result_type]] )object pg_fetch_object ( resource result [, int row [, string class_name [, array params]]] )
pg_fetch_object() は、取得した行のフィールド名に 対応するプロパティを有するオブジェクトを返します。オプションとして、 指定したクラスのコンストラクタにパラメータを渡してインスタンス化する ことも可能です。
注意: この関数は、 NULL フィールドに PHPの NULL 値を設定します。
速度面では、この関数は pg_fetch_array() と同じであり、 pg_fetch_row() とほとんど同じ程度です (違いはわずかです)。
注意: row は PHP 4.1.0 でオプションになりました。
注意: result_type のデフォルト値は従来は PGSQL_BOTH でしたが、4.3.0 からは PGSQL_ASSOCとなっています。PHP ではプロパティ名に 数値を使用することはできないためです。
注意: class_name と params は PHP 5.0 で追加されました。result_type を用いた 古い形式は、過去のバージョンとの互換性を保つために残されています。
パラメータ
- result
-
pg_query(), pg_query_params()
あるいは pg_execute() から返される PostgreSQL の
クエリ結果リソース。
- row
-
取得する行番号。最初の行は 0 です。指定されなかった場合、
次の行が取得されます。
- result_type
-
非推奨で、無視されます。デフォルトは PGSQL_ASSOC です。
- class_name
-
インスタンス化し、プロパティを設定して返り値とするクラスの名前。
指定しない場合は
stdClass
オブジェクトが返されます。 - params
-
class_name オブジェクトのコンストラクタに
渡すオプションの配列。
返り値
結果の各フィールドに対応する属性を持つ object を返します。 データベースの NULL 値は NULL として返します。row が結果の行数より大きい場合・行が存在しない場合 、そしてそれ以外のエラーが発生した場合は FALSE を返します。
例
例 1784. pg_fetch_object() の例
<?php
$database = "store";
$db_conn = pg_connect("host=localhost port=5432 dbname=$database");
if (!$db_conn) {
echo "Failed connecting to postgres database $database\n";
exit;
}
$qu = pg_query($db_conn, "SELECT * FROM books ORDER BY author");
while ($data = pg_fetch_object($qu)) {
echo $data->author . " (";
echo $data->year . "): ";
echo $data->title . "<br />";
}
pg_free_result($qu);
pg_close($db_conn);
?>
参考
pg_query() |
pg_fetch_array() |
pg_fetch_assoc() |
pg_fetch_row() |
pg_fetch_result() |
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