TT-01
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TT-01(ティーティー ゼロワン)は、タミヤより発売されている電動RCカー(ラジコン)用オンロードシャーシの名称である。
概要
入門用シャーシであったTL-01の後継として2002年に登場した。特殊な形態だったTL-01から一転し、現在の主流であるバッテリー・モーターの縦置きレイアウトを採用している。駆動系パーツの多くを樹脂製とし、従来モデルと比べて部品点数を大幅に削減することで、高い組み立てやすさと低価格を両立させた。
その後、複数のバリエーションモデル(TT-01R、TT-01Dなど)を経て、2008年にはマイナーチェンジ版の「TT-01 Type-E」が発売された。しかし、バスタブシャーシをはじめとする基本構造は維持されているため、Type-E用のパーツを使用することで初期型TT-01をType-E仕様へコンバートすることも可能である。
組み立て済み完成セット「XB(eXpert Build)」シリーズの標準シャーシとしても広く採用されており、レース特化型の「R」を除くほとんどのバリエーションがXBシリーズにラインナップされた。なお、上位モデルにはベルトドライブのTAシリーズ(TA04/05等)やシャフトドライブのTBシリーズ(TB-02/03等)が存在する。後継となるエントリーシャーシ「TT-02」の登場以降、新製品の展開はそちらへ移行している。
特徴
長所
- 高コストパフォーマンス
- 車体価格が安く、導入コストを抑えられる。
- 優れた組み立て性
- 部品点数が少なく、初心者でも組み立てやすい。
- 軽量かつ高耐久
- 主要部品が樹脂製のため軽量。精度の甘さが程よい柔軟性を生み、クラッシュ時の衝撃を逃がすためラフな走行にも耐える。
- 豊富なボディバリエーション
- 多数のスケールボディに対応している。
短所
- 精度の甘さ
- 組み立てやすさを優先した結果、足回りやステアリング周りのガタ(遊び)が大きい。
- セッティング応答性の低さ
- シャーシ全体の剛性や精度の低さから、セッティング変更に対する車体の反応が鈍い。
- サスペンションの可動域制限
- サスペンションのリバウンド(伸び側)ストロークが乏しく、コーナリング時にイン側のタイヤが浮いて空転しやすい。
- ステップアップ時のコスト
- 標準状態は最小限の装備に留まるため、上位機種と同等のオプションパーツ(アルミパーツやスタビライザー等)を組み込むと、上位機種の本体価格を超えるコストがかかる。また、車体側の精度不足により一部のオプション効果が薄れる場合もある。
シリーズ
TT-01
2002年10月~2008年、Type-Eへ移行
TT-01R
2005年7月~※スポット生産
- TT-01をベースにフルベアリング・アルミプロペラシャフトジョイント・TB-EVO.IV用プロペラシャフト・アジャスタブルアッパーアーム・CVAオイルダンパースーパーミニ・トーインリヤアップライト(ノーマルも同梱)・スパーギア(58T/55T)・専用設計ロアアーム・GTチューンモーターなどのオプションパーツを同梱したファインチューンシャーシ。
- ドックボーンは樹脂製からスチール製になっている。
- ロアアームはイモネジでリバウンドストロークを調節可能に改良され、ダンパー取り付け位置を2カ所に増やしている。
TT-01D(DRIFT SPEC)
2005年7月~
- TT-01にフルベアリング・CVAオイルダンパー・スポーツチューンモーター・アルミモーターヒートシンク・アジャスタブルアッパーアーム・ショートスプリング・ドリフト専用タイヤなどのオプションパーツが標準装備されたシャーシ。
- ロアアームはTT-01R用を採用。
- 付属のドリフト専用タイヤはゴムベースのタイヤであり、ヨコモのゼロワンRタイヤのような樹脂製タイヤと比べると、グリップ走行になりやすい。
TT-01 Type-E
2008年3月~
- グラスファイバー強化ナイロン樹脂製アッパーデッキの追加、アップライトの改良、ステアリングの改良(ガタツキの低減)、ダンパーステーの別体化、トランスポンダーステーの取り付け標準化、モーターカバー追加などTT-01の不満点(主に精度面)を改善させたシャーシ。
- XB(組立済み完成キット)シリーズでは付属のプロポが初期ではEXPEC(AM方式)から2009年中頃からFM方式のFINESPEC FMへ変更されている(Type-E DRIFTSPECのXBもほぼ同時期に変更されている)。
TT-01D Type-E(DRIFT SPEC)
2009年5月~
- Type-EをベースにTT-01Dと同等のオプションパーツが同梱されたドリフト仕様シャーシ(ただし、ドリフト専用タイヤはスーパードリフトタイヤ(24mm)に変更)
- 2009年12月現在、このシャーシを採用しているのはItem No:58432 トヨタ アリストのキットとXB(Item No:57792)のみ。
TT-01R Type-E
2009年12月~※限定生産
- Type-EをベースにCVAダンパー・アジャスタブルアッパーアーム・トーインアップライト・フルベアリング・軽量アルミプロペラシャフト&プロペラジョイント・ライトチューンモーター・ミディアムナローレーシングラジアルタイヤ・アルミピロポール(ブルー)・アルミフランジロックナット(ブルー)などのオプションパーツを同梱したシャーシキット。
- ドックボーンはTT-01R同様、樹脂製からスチール製になっている。
TT-01 Type-ES
2010年9月11日ごろ発売
- XBシリーズで採用されている組み立て済みのTT-01 Type-Eをボディーを除き別売り状態で発売。ES専用のパッケージそのものがキャリングケースとなっているので車両とプロポ(送信機)が一緒に梱包することが出来、持ち運びが可能。
- 付属のプロポはアドスペックGP(AM方式)、ESCはTEU-104BK(LFバッテリー(リチウムイオンバッテリー)の使用が可能)。
TT-01R Type-E RCメカレスセット
2010年11月13日ごろ発売
- TT-01R Type-Eの組立済み完成シャーシ。前項Type-ESとは違いアンプ・サーボ・受信機がさらに省かれ、ユーザーの好みのRCシステム(アンプ・サーボ・受信機)が選べる様になっている。付属のモーターはライトチューンモーター。
基本構成
- シャーシ:ABS・バスタブフレーム
- ステアリングタイロッド:3分割
- サスペンション:前後ともダブルウィッシュボーン
- ダンパー:樹脂同士の摺り合わせ抵抗を利用した簡易なダンパーとスプリングの組み合わせ。
- 駆動形式:縦置きモーター・シャフトドライブ4WD
- ギヤレシオ=8.35:1(キット標準)
- デフ方式=前後とも3ベベルギアデフ
- モーター:540タイプ
- ボディ:ポリカーボネート製モノコック造形
- ホイールベース:257mm
- 初期生産分を除き、リア側アッパーアーム・ロアアームを反転させて装着させるとショートホイールベース仕様となる(251mm)
その他
- 基本はオンロード専用シャーシであり、駆動系は密閉されているように見えるがすきまから砂が侵入するためにそのままではラリーカーとして用いる時は一部改造と部品交換が必要。
- ラリー仕様などで、最低地上高を確保するにはB6パーツ(アンダーガード)のロアアームが当たる部分を削り、ストロークを拡大する必要がある。タイロッドもピロボール接続が可能なターンバックルタイプに交換するとよい。
- 初期XBではCPRユニット(CPR-01)が採用されている。中期以降は通常のESC(TEU-101BK)を採用。
- CPR-01は、モーターコネクターが専用(平型端子)のため、専用コネクター対応のスポーツチューンモーターが販売されていた。
関連項目
外部リンク
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