SALESCOREとは? わかりやすく解説

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SALESCORE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/03 04:16 UTC 版)

SALESCORE株式会社
SALESCORE, Inc.
種類 株式会社
市場情報 非上場
略称 SALESCORE
本社所在地 150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目20-11 渋谷協和ビル7階
設立 2018年12月(株式会社Buffとして)
業種 情報・通信業
事業内容 セールスイネーブルメントSaaS「SALESCORE」(VISUALIZE / SYNC)の開発・販売、伴走型コンサルティング、営業支援AI「Value Intelligence」の開発・提供
代表者 代表取締役CEO 中内崇人
主要株主 ニッセイ・キャピタル
SMBCベンチャーキャピタル
三菱UFJキャピタル
日本ベンチャーキャピタル
サイバーエージェント・キャピタル
B Dash Ventures
デライト・ベンチャーズ ほか
外部リンク corp.salescore.jp
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SALESCORE株式会社(セールスコア)は、日本の東京都渋谷区に本社を置くSoftware as a Service(SaaS)企業。事業内容は、Salesforceなど既存のSFAと連携するセールスイネーブルメントSaaS「SALESCORE VISUALIZE」および「SALESCORE SYNC」の開発・提供、顧客企業の営業組織に入り込む伴走型コンサルティング、生成AIを用いた営業支援AI「Value Intelligence」の開発・提供の3事業を主軸とする[1][2][3]。旧社名は株式会社Buff(バフ)。

沿革

2018年12月、株式会社Buffとして設立された[1][2]。創業者の中内崇人は、前職のディー・エヌ・エー(DeNA)を退職後、「営業を科学する」をコンセプトに掲げて営業組織向けのコンサルティング事業を開始した[2][4]

2021年2月、Salesforceなど既存のSFAと連携する営業組織向けSaaS「SALESCORE(セールスコア)」の提供を本格的に開始した[2]。同年4月にはサイバーエージェント・キャピタルとデライト・ベンチャーズを引受先として6,100万円の資金調達を実施した[1][2]

2022年6月、シリーズAラウンドで1億9,000万円の資金調達を完了した[5]。その後、社名を株式会社BuffからSALESCORE株式会社へ変更した[6]

2025年5月26日、事業拡大に伴い本社を東京都渋谷区渋谷2丁目20-11の渋谷協和ビルへ移転した[注 1][7]。同年9月、生成AIを活用した会話解析プロダクト「Value Intelligence」を正式にリリースした[3][8]

2025年12月8日、シリーズBラウンドで総額11億5,000万円の資金調達を完了したと発表した[9][10][11]

事業内容

同社は、セールスイネーブルメントSaaS「SALESCORE」、顧客企業の営業組織に入り込む伴走型コンサルティング、および営業支援AI「Value Intelligence」の3事業を主軸に据えている[3][9][8]

SaaS「SALESCORE」

「SALESCORE」は、Salesforceなどの既存SFAと連携して営業データを収集・可視化し、営業組織のKPI管理を支援するSaaSである[12][9]。プロダクトは、KPI可視化ダッシュボードの「SALESCORE VISUALIZE」と、データ入力効率化ツールの「SALESCORE SYNC」で構成される[12][13]

伴走型コンサルティング

SaaSの提供と並行して、顧客企業の営業組織に入り込む伴走型コンサルティング事業を展開している[3][14]。コンサルタントは社内で「Buddy(バディ)」と呼称される[3][15]

営業支援AI「Value Intelligence」

「Value Intelligence」は、2025年9月に正式リリースされた営業支援AIプロダクトであり、商談録画や文字起こしを生成AIが解析し、購買意思決定の要因を「Value Map」と呼ばれる構造上で可視化する[3][8]。同社によれば、当該機能は特許取得済みであるとされる[8]

導入事例

2026年5月、三井ホームは営業組織のインサイドセールスとフィールドセールスの分業体制を全国9拠点で推進するにあたり「SALESCORE VISUALIZE」を導入したことが公表された[13]。同社では、拠点ごとに異なる帳票管理を統一し、共通のダッシュボード上で数値を共有する運用へ移行したと報じられている[13]

代表者

代表取締役CEOは中内崇人(なかうち たかと)。神戸大学経営学部を2014年に卒業後、ディー・エヌ・エーに入社し、女性向けソーシャルゲームの企画などを担当するゲームディレクターを2016年12月まで務めた[4][16]。中内によれば、DeNA退職に際して創業者の南場智子から「ブレない軸を一つ決めなさい」との助言を受けたことをきっかけに「人の成長」を軸とする事業を検討したという[4][16]キーエンス出身者への取材を通じて営業組織の文化に着目し、2018年12月に株式会社Buffを創業した[4][16]

資金調達

シード段階から複数回にわたり資金調達を行っている[1][2][9]

SALESCORE株式会社の主な資金調達履歴
ラウンド 実施時期 調達額 主な引受先 出典
ポストシード 2021年4月 6,100万円 サイバーエージェント・キャピタル、デライト・ベンチャーズ [1][2]
シリーズA 2022年6月 1億9,000万円 サイバーエージェント・キャピタル、B Dash Ventures ほか [5]
シリーズB 2025年12月 11億5,000万円 ニッセイ・キャピタル(リード)、SMBCベンチャーキャピタル、三菱UFJキャピタル日本ベンチャーキャピタル [9][10][11]

シリーズBラウンドで調達した資金の使途について、生成AIを活用したプロダクト開発の強化および人材採用の拡充に充てるとされている[9][10]

認証・受賞

同社によれば、ISMS認証(ISO/IEC 27001:2022)を取得している[6]

BtoB向けIT製品レビューサイト「ITreview」が主催する「ITreview Grid Award 2025 Winter」において、「セールスイネーブルメントツール」および「セルフサービスBI」の2部門でLeader賞を受賞した[注 2][17]

拠点

本社は東京都渋谷区渋谷2丁目20-11の渋谷協和ビル7階に所在する[6][7]。加えて、大阪府大阪市北区曽根崎新地に大阪オフィスを設置している[6]

脚注

注釈

  1. 移転前の本社は東京都渋谷区渋谷2丁目12-19の東建インターナショナルビル本館内に所在した[7]
  2. 同アワードでは、ユーザーレビューに基づく満足度と認知度の双方が優れた製品が「Leader」として選出される[17]

出典

  1. 1 2 3 4 5 “営業組織向けSaaSを開発するBuff、資金調達を実施”. 日本経済新聞. 2021年4月6日. 2026年7月8日閲覧.
  2. 1 2 3 4 5 6 7 営業組織向けSaaS「SALESCORE」を提供するBuffが6,100万円の資金調達”. BRIDGE (2021年4月6日). 2026年7月8日閲覧。
  3. 1 2 3 4 5 6 中間管理職の一番嫌な役割をやってくれるAI「Value Intelligence」SALESCOREが公開”. BRIDGE (2025年9月1日). 2026年7月8日閲覧。
  4. 1 2 3 4 人が成長し続ける未来のつくり方 アポ数4倍を実現したSaaS×コンサル術 SALESCORE株式会社 代表取締役 中内 崇人”. 社長名鑑 (2025年3月24日). 2026年7月8日閲覧。
  5. 1 2 シリーズA・1.9億円の資金調達について、出資VCとCEOによる対談を実施しました”. SALESCORE株式会社 (2022年12月20日). 2026年7月8日閲覧。
  6. 1 2 3 4 会社概要”. SALESCORE株式会社. 2026年7月8日閲覧。
  7. 1 2 3 “SALESCORE株式会社、本社移転のお知らせ” (Press release). SALESCORE株式会社(PR TIMES). 2025年5月27日. 2026年7月8日閲覧.
  8. 1 2 3 4 “SALESCORE、売れる理由を解き明かし、勝ち筋に導く営業支援AI「Value Intelligence」を正式リリース” (Press release). SALESCORE株式会社. 2025年9月24日. 2026年7月8日閲覧.
  9. 1 2 3 4 5 6 SALESCORE、シリーズBで11.5億円を調達——AI活用でセールスイネーブルメント強化へ”. BRIDGE (2025年12月). 2026年7月8日閲覧。
  10. 1 2 3 SALESCORE、11.5億円調達──AIで営業文化を刷新し「再現性ある強い営業組織」へ進化”. KEPPLE (2025年12月9日). 2026年7月8日閲覧。
  11. 1 2 営業向けSaaSを提供する「SALESCORE」が11.5億円調達”. 創業手帳 (2026年1月13日). 2026年7月8日閲覧。
  12. 1 2 強い営業組織を作る「セールスイネーブルメント」を実現する方法【SALESCORE】”. BeMARKE (2023年2月22日). 2026年7月8日閲覧。
  13. 1 2 3 “三井ホーム株式会社、SALESCORE VISUALIZEで全国9拠点の営業データを統合”. 時事ドットコム. 2026年5月15日. 2026年7月8日閲覧.
  14. 売上3倍、データ入力時間1/10。組織文化のデザインで、これまでの営業の常識を変える”. Forbes JAPAN (2024年7月). 2026年7月8日閲覧。
  15. “SALESCORE、シリーズBラウンドで総額11.5億円の資金調達” (Press release). SALESCORE株式会社. 2025年12月8日. 2026年7月8日閲覧.
  16. 1 2 3 売上3倍、データ入力時間1/10。組織文化のデザインで、これまでの営業の常識を変える。”. リクルートダイレクトスカウト ハイクラス転職コラム. リクルート (2025年5月8日). 2026年7月8日閲覧。
  17. 1 2 “セールスイネーブルメントSaaS『SALESCORE』が「ITreview Grid Award 2025 Winter」最高位Leader賞を2部門で獲得” (Press release). SALESCORE株式会社(PR TIMES). 2025年1月17日. 2026年7月8日閲覧.

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