レッド・バード・レコードとは? わかりやすく解説

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レッド・バード・レコード

(Redbird から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/02/18 02:32 UTC 版)

レッド・バード・レコード
Red Bird Records
設立 1964年 (1964)
設立者 ジェリー・リーバー、マイク・ストーラー、ジョージ・ゴールドナー
解散 1966年 (1966)
現況 閉鎖
ジャンル
アメリカ合衆国
本社所在地 ニューヨーク
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レッド・バード・レコードRed Bird Records)は、1964年にアメリカ合衆国のソングライター・チームジェリー・リーバーとマイク・ストーラーがジョージ・ゴールドナーと設立したレコードレーベルである[1]。しばしば「ガール・グループのレーベル」と見なされるが、傘下のブルー・キャット・レコード、タイガー・アンド・デイジーを含めてもレッド・バード所属アーティストのうち、女性がリーダーを務めるアーティストは40%に過ぎなかった。しかしながら、チャート入りしたものに限って言えば、その90%が女性アーティストであった[2]

同レーベルの最初のリリースは、ディキシー・カップスの「愛のチャペル」(1964年)で、これはBillboard Hot 100で間を置かずして1位となっている。同年後半にはシャングリラスが同様のヒットを「リーダー・オブ・ザ・パック」で記録した[3]。同レーベルがリリースした最初の30枚のシングルのうち、11枚がトップ40入りしている。

歴史

リーバーとストーラーは、スパーク・レコードを1955年に閉鎖した後、 アトランティック・レコード(1955年から1961年)とユナイテッド・アーティスツ・レコード(1961年から1963年)での仕事を経てレッド・バードを設立したが、その際ベテランのレコード・プロモーターでジー・レコード、ラマ・レコードの元オーナーであったジョージ・ゴールドナーを迎え入れた[4]。彼らは、フィル・スペクターの初期のヒット曲の殆どを書いていたブリル・ビルディングの有能な夫婦のソングライター・チーム、ジェフ・バリーエリー・グリニッチに仕事を依頼した。1966年、リーバーとストーラーがレーベルの経営よりもソングライティングとプロデューサー業を優先させたかったことと、彼らとゴールドナーの仲が決裂したことからレーベルは売却された[5]。ゴールドナーはギャンブルが原因で借金を作り、その結果レッド・バードはマフィアに乗っ取られる形となっていた。リーバーとストーラーはレッド・バードをゴールドナーに1ドルで売却し、ゴールドナーはレーベル下の作品を売却することで収益を得る形となった[6]

傘下のレーベル、ブルー・キャットではザ・アドリブスが「The Boy From New York City」(1964年、マンハッタン・トランスファーのカバーでも知られる)でポップ・チャート8位のヒットを記録している[7]

所属アーティスト

レッド・バードよりシングルをリリースしたアーティストをリリース順にリストアップした[8]

  • ディキシー・カップス (The Dixie Cups)
  • ラテン・クオーターズ (The Latin Quarters)
  • ジャージー・レッド (Jersey Red)
  • ジェリー・ビーンズ (The Jelly Beans)
  • ラヴジョイズ (The Lovejoys)
  • チ・チ・マッコーリー (Chi-Chi McCauley)
  • ロッカウェイズ (The Rockaways)
  • ハニーマン (The Honeyman)
  • シャングリラス (The Shangri-Las)
  • バタフライズ (The Butterflys)
  • アルヴィン・ロビンソン (Alvin Robinson)
  • B・マッドスリンガー・ロジャーズ、デイヴィッド・ドイル、ビル・アルトン、アンソニー・ホランド (B. Mudslinger Rogers, David Doyle, Bill Alton, Anthony Holland)
  • バリー・マン (Barry Mann)
  • ザ・トレイド・ウィンズ (The Trade Winds)
  • ロディ・ジョイ (Roddie Joy)
  • ジミー・ライス (Jimmy Rice)
  • スティーヴ・ロッシ (Steve Rossi)
  • ジェフ・バリー (Jeff Barry)
  • エリー・グリニッチ (Ellie Greenwich)
  • トニー・ジャクソン・アンド・ザ・ヴァイブレーションズ (Tony Jackson And The Vibrations)
  • シドニー・バーンズ (Sidney Barnes)
  • アンディ・キム (Andy Kim)
  • オーフィウス (Orpheus)
  • ジミー・クロス (Jimmie Cross)
  • トー二ー・リード (Tawney Reed)
  • マレイ・ザ・K (Murray The K)
  • ポエッツ、インサイダーズ (The Poets or The Insiders)
  • ジョン・ハモンド (John Hammond)
  • ジャスティン・ヘイワード (Justin Hayward)
  • ハーマン・グライムズ (Herman Grimes)
  • フルーガル・サウンド (The Frugal Sound)
  • ラル・ドナー (Ral Donner)
  • ディッキー・グッドマン (Dickie Goodman)
  • ケイン・アンド・エイブル (Kane And Abel)
  • ニューヨーク・サウンズ (The New York Sounds)
  • ランブラーズ (The Ramblers)
  • サイレンス (The Silence)
  • フィフス・エステート (The Fifth Estate)
  • ヤング・ジェネレーション (The Young Generation)
  • 006 (006)
  • グレッグ・アンド・ジ・アンノウンズ (Greg And The Unknowns)
  • セヴン・オヴ・アス (The Seven Of Us)
  • ジョー・ナードンズ・オールスターズ (Joe Nardone's Allstars)
  • ボビー・ムーア・アンド・ザ・フォーモスツ (Bobby Moore And The Formosts)
  • ドゥーズ・アンド・ザ・ドンツ (The Do's And The Don'ts)
  • チャーリー・ストーン (Charlie Stone)
  • シャギー・ボーイズ (The Shaggy Boys)
  • シャナン・ヴェイル (Shanan Vale)
  • シークレッツ (The Secrets)
  • フォー・エヴァーズ (The Four-Evers)
  • ビリー・ソル (Billy Sol)
  • ファイヴ・カード・スタッド (The Five Cards Stud)
  • オッズ・アンド・エンズ (The Odds And Ends)

関連項目

脚注

  1. ^ Alan Betrock (1982). Girl Groups The Story Of A Sound (1st ed.). New York: Delilah Books. pp. 90-94. ISBN 0-933328-25-7 
  2. ^ Don Charles (2001). 『The Girl Group Sound: 25 All-Time Greatest Hits from Red Bird Records』ライナーノーツ. Varese Saradande. Cat. # 302 066 246-2 
  3. ^ Jerry Leiber and Mike Stoller - inductees”. Rock & Roll Hall of Fame. 2006年12月2日時点のオリジナルよりアーカイブ。2006年12月5日閲覧。
  4. ^ The George Goldner Story”. 2006年12月5日閲覧。
  5. ^ Holly George-Warren & Anthony Decurtis (Eds.) (1976). The Rolling Stone Illustrated History of Rock & Roll (3rd ed.). New York: Random House. pp. 148–152. ISBN 0-679-73728-6 
  6. ^ Robert Greenfield (2012-11-06) (英語). The Last Sultan: The Life and Times of Ahmet Ertegun. Simon and Schuster. ISBN 9781416558408. https://archive.org/details/lastsultanlifeti00gree 
  7. ^ Biography - The Ad libs”. allmusic.com. 2006年12月5日閲覧。
  8. ^ Red Bird - Label Discography”. 45cat. 2025年11月26日閲覧。

外部リンク




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