Radhabinod Palとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > Radhabinod Palの意味・解説 

ラダ・ビノード・パール

(Radhabinod Pal から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/02 01:22 UTC 版)

ラダ・ビノード・パール英語: Radhabinod Pal, ベンガル語: রাধাবিনোদ পাল, ヒンディー語: राधाबिनोद पाल, 1886年1月27日 - 1967年1月10日)は、インド法学者裁判官コルカタ大学教授、国際連合国際法委員長を歴任。ベンガル人


注釈

  1. ^ 1930年、1938年にも選出された。
  2. ^ インドは1947年にイギリスから独立している。従ってパールの立場は、裁判が開始された1946年の時点では「英領インド代表判事」、結審した1948年では「独立インド代表判事」と変化している。
  3. ^ インド代表判事選任にあたっては、高裁の現職判事あるいは少なくとも定年退職した元判事から選ぶとされていた。
  4. ^ 太平洋出版社。
  5. ^ 田中は「日本無罪論 (Japan Not Guilty)」に対する異議をパールが唱えていないと主張している。
  6. ^ 新版に『パール判事の日本無罪論』(小学館文庫、2001年 - 初版は1963年に慧文社)がある。
  7. ^ 1948年12月6日付けのベンガル州知事への書簡[39]

出典

  1. ^ 東京裁判研究会『共同研究 パル判決書 (下)』 講談社学術文庫 P749, P750
  2. ^ 中里成章『パル判事 インド・ナショナリズムと東京裁判』(14頁、岩波新書、2011年2月)
  3. ^ a b c d e f g h i j k l 野呂浩 2008, p. 44.
  4. ^ 野呂浩 2008, p. 46.
  5. ^ 「書評 中島岳志著『パール判事──東京裁判批判と絶対平和主義──』」71頁 hdl:2344/00007237
  6. ^ 2009年9月5日 朝日新聞夕刊「『日本無罪諭』パル判事 選任手続きに誤り」
  7. ^ 中里成章『パル判事』90 - 100頁、岩波新書、2011年。
  8. ^ 野呂浩 2008, p. 43.
  9. ^ 田中正明『パール判事の日本無罪論』(昭和38年)
  10. ^ 野呂浩 2008, pp. 45–46.
  11. ^ 鈴木穣 (2007年8月22日). “パール判事長男の思い”. 東京新聞. オリジナルの2007年8月26日時点におけるアーカイブ。. https://web.archive.org/web/20070826112243/http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2007082202042877.html 2010年10月18日閲覧。 [リンク切れ]
  12. ^ 野呂浩 2008, pp. 44–45.
  13. ^ a b パル判決書下566頁
  14. ^ 講談社版パル判決書下 671ページ
  15. ^ 講談社版パル判決書下 671-672頁
  16. ^ 講談社版パル判決書下 672頁
  17. ^ 講談社版パル判決書下 589頁。
  18. ^ 東京裁判のパール判事とは?しんぶん赤旗』2007年9月5日
  19. ^ 講談社版パル判決書下 580頁
  20. ^ a b 講談社版パル判決書下 590頁
  21. ^ 水間 2013, p. 33
  22. ^ 「東京裁判とその後」訳文・牛村圭『「勝者の裁き」に向きあって』、244 - 245p、ちくま新書
  23. ^ B.V.A レーリンク/A.カッセーゼ著・小菅信子訳・粟屋憲太郎解説『レーリンク判事の東京裁判』新曜社、1996年
  24. ^ 「諸君」2008年1月号の論文
  25. ^ B.V.A レーリンク/A.カッセーゼ/小菅信子訳・粟屋憲太郎解説『レーリンク判事の東京裁判』新曜社、1996年
  26. ^ 『東京裁判・原典・英文版 パール判決書』 国書刊行会 1999年7月 ISBN 978-4-336-04110-4
  27. ^ a b c d 水間 2013, p. 2
  28. ^ 中里成章『パル判事 インド・ナショナリズムと東京裁判』(66頁、岩波新書、2011年2月)
  29. ^ 中里成章『パル判事』197頁には、意見書の出版に関して日本の弁護団がパルに送った英文書簡(1951年5月19日付け)が紹介されており、その中で、「出版物のタイトルは『平和のバイブルー国際軍事裁判におけるR・B・パル閣下の判決』となりましょう」と記述されていることが紹介されている。
  30. ^ 中里成章『パル判事』197 - 198頁によれば、上記書簡に対してパル側は次のように返事をしている。「私になにか金銭を与えるご意向をお持ちならば、その金銭は私に与えるのではなく、原爆の被災者の皆様の救援にお使いいただければ幸いに存じます。」
  31. ^ 中里成章『パル判事』197 - 200頁
  32. ^ 『パール判事 東京裁判批判と絶対平和主義』白水社、2007年。
  33. ^ 『ゴー宣SPECIAL「パール真論」』2008年
  34. ^ 中島岳志・西部邁共著 『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』講談社現代新書、2008年
  35. ^ 牛村圭「中島岳志著『パール判事』には看過できない矛盾がある」(「諸君!」2008年1月号)
  36. ^ 『パル判事』岩波新書、2011年2月
  37. ^ ベルト・レーリンク『レーリンク判事の東京裁判―歴史的証言と展望 』1996年 [要ページ番号]
  38. ^ インド訪問の安倍首相/パール判事遺族と面会 なぜしんぶん赤旗』2007年8月22日
  39. ^ 内藤雅雄「M.K.ガーンディーと日本人」『アジア・アフリカ言語文化研究』63号(2002年)
  40. ^ 中里成章『パル判事』112頁
  41. ^ 雑誌『世界』 2013年9月号 87ページ
  42. ^ 訪印中の安倍首相、東京裁判のパール判事の息子らと面会”. www.afpbb.com. 2023年1月23日閲覧。
  43. ^ “「東京裁判で果たしたパール判事の役割忘れない」 モディ首相”. 産経ニュース. (2014年9月2日). http://www.sankei.com/politics/news/140902/plt1409020016-n1.html 2015年9月6日閲覧。 
  44. ^ “【賞賛される日本】中韓と異なるインドの歴史観と「インパール戦争」の評価”. ZAKZAK (産経新聞社). https://www.zakzak.co.jp/society/foreign/news/20140128/frn1401280736000-n1.htm 
  45. ^ a b 小神野真弘『アジアの人々が見た太平洋戦争』 平成27年4月10日 第一刷発行 彩図社 ISBN 978-4-8013-0066-8 248頁
  46. ^ 『毎日新聞』1952年11月4日「“原爆娘”登壇に感動 世界連邦アジヤ会議」
  47. ^ 「世界に告ぐ(広島にて、世界連邦アジア会議における提言)」『平和の宣言』小学館版108-113頁。
  48. ^ 野呂浩 2008, p. 45.
  49. ^ 「平和の宣言」(小学館版 91-92頁)
  50. ^ 中島岳志西部邁『パール判決を問い直す 「日本無罪論」の真相』(講談社現代新書、2008年)は、本書に批判的。
  51. ^ 渡部昇一『日本は侵略国家だったのか 「パル判決書」の真実』(新版・ワック、2012年)は、本書を支持している。
  52. ^ 解説に、太平洋戦争研究会『東京裁判「パル判決書」の真実 なぜ日本無罪を主張したのか』(PHP研究所、2006年)
  53. ^ 解説に、都築陽太郎『東京裁判で真実は裁かれたのか?』飛鳥新社、2018年


「ラダ・ビノード・パール」の続きの解説一覧

「Radhabinod Pal」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「Radhabinod Pal」の関連用語

Radhabinod Palのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



Radhabinod Palのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラダ・ビノード・パール (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2024 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2024 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2024 GRAS Group, Inc.RSS