PROJECT SYLPHEEDとは? わかりやすく解説

PROJECT SYLPHEED

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/08/07 15:57 UTC 版)

PROJECT SYLPHEED
ジャンル シューティング
対応機種 Xbox 360
開発元 スクウェア・エニックス/ゲームアーツ
発売元 スクウェア・エニックス
人数 1人
発売日 2006年9月28日
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PROJECT SYLPHEED(プロジェクト シルフィード)は、2006年9月28日にスクウェア・エニックスから発売されたXbox 360用シューティングゲーム。シルフィードシリーズの一つ。当初は「プロジェクト シルフ」というタイトルで発表された。

ゲーム内容

リアルな映像で表現された3D空間で、自機「デルタセイバー」を操作し、各ステージに設定されたミッションを達成しながら進行する。多数の敵機との戦闘と、出撃前に武装を選択できるシステムを特徴とする。

シリーズの前作までは3D表現を用いながらも2Dシューティングに近い形式だったが、本作では3D空間を自由に移動するスペースコンバットシミュレーション形式へ変更された。旧作からは、出撃前に武装を選択する要素などが継承されている。

ゲーム進行

ゲームは全16ステージで構成される。各ステージではブリーフィングでミッション内容が示され、武装の開発・選択を経て出撃し、終了後にデブリーフィングで結果が評価される。ミッション前後にはムービーによるストーリー演出が入り、ミッション中には敵味方の通信が流れる。

1つのステージは1 - 3のフェーズで構成され、ゲームオーバー時にはそのフェーズから再開できる。全ミッション共通の失敗条件は自機の破壊とタイムアップで、ミッションによって個別の条件が追加される。難易度はイージー、ノーマル、ハードの3段階で、ステージのクリアに繰り返し失敗した場合、そのステージをスキップして先へ進める機能も用意されている。

ステージクリア時にはミッションの達成状況に応じた評価が行われ、評価や難易度に応じて武装開発用のポイントを獲得する。実績には、ミッションの副目標の達成状況に関係するものも用意されている。

操作・機動

操作設定にはノーマル、アドバンスド、プロフェッショナルの3種類があり、ボタンやスティックの割り当てはカスタマイズできる。操作方式によってヨーやロール、加減速などの割り当てが異なる。視点は主観視点と2種類の後方視点から選択でき、ゲーム中に切り替えられる。また、指定した目標を視界内に捉え続けるパッドロックモードを備える。

自機はヨー、ロール、ピッチ、速度の加減速を用いて3D空間を飛行する。空力による失速やきりもみなどは再現されないが、ステージによっては重力が存在し、実弾系装備の弾道などに影響する。

通常の飛行に加え、高速移動を行うアフターバーナー、エンジン出力を切って慣性飛行するパワーカット、指定した目標と速度を合わせるマッチングスピードモードなどが用意されている。また、180度ターン、サイドロール、水平復帰、指定目標への機首合わせといったマニューバを実行できる。

戦闘システム

自機にはシールドとアーマーが設定されている。被弾や一部機能の使用によってシールドが減少し、シールドが失われた状態でさらにダメージを受けるとアーマーが減少する。アーマーが0になると自機は破壊される。シールドは一定時間ダメージを受けなければ徐々に回復し、補給によっても回復できる。アーマーは時間経過では回復せず、補給や一部装備によって回復する。

一定以上の大きさを持つ敵味方の艦艇にもシールドが設定されている。敵艦にはシールドジェネレータが設置されており、破壊することでシールドの効果を弱められる。

デルタセイバーには「ノーズウェポン」「メインウェポン1」「メインウェポン2」「メインウェポン3」の最大4か所に武装を搭載でき、出撃前に任意の組み合わせを選択する。選択した武装は自機の外観にも反映される。ノーズウェポン以外の3種は通常同時には使用できず、使用する武装を切り替えながら戦う。武装は出撃中には変更できないが、ミッションに応じた構成を自動選択させることもできる。

武装はステージクリア時に入手するもののほか、クリア時に得られるポイントを消費して開発するものがある。開発状況と獲得ポイントはセーブデータに記録される。武装にはガン、ビーム、レーザー、ミサイル、爆弾・ロケット、キャノンなど複数の種類があり、射程、威力、弾速、重量、弾数、ロックオン性能などの特性が設定されている。武装によっては連続使用でオーバーヒートし、一定時間使用できなくなる。

シールドを消費して発動する「必殺技」があり、入力時間によって3段階に変化する。複数の武装を同時に使用するバーサークショット、シールドをまとって突進するシールドアタック、時間の進行を一時的に遅くするオーバードライブの3種類がある。

自機を支援する僚機や編隊に対して指示を出すことができる。指示には、指定した敵への攻撃、自機の援護、自由戦闘、プレイヤー機の周囲への集合がある。また、ミッション中には母艦アクロポリスや補給機などが補給ポイントとして配置され、補給を行うとシールド、アーマー、武装の残弾数が回復する。

ダウンロードコンテンツとタイトルアップデート

2007年6月に、ダウンロードコンテンツの提供とタイトルアップデートが行われた。ダウンロードコンテンツとして追加ステージのチャレンジミッションと体験版が配信された。なお、当ゲームのパッケージやマニュアルにはネットワーク対応の記述はなかった。

チャレンジミッションは6つの新しいステージで構成される。BGMには福井健一郎による新作や、細江慎治によるオリジナル曲およびアレンジ版が追加されている。各ステージをクリアすると固有の武装を入手でき、通常のミッションにも持ち込める。また、クリア時間や使用武装はXbox Liveのリーダーボードに自動登録され、他のプレイヤーと競うことができる。

チャレンジミッションはXboxガイドからゲームを起動しないとゲーム中に現れないというバグまたは仕様がある。タイトルアップデートでは主にゲームバランスの調整が行われたとされる[1]が、詳細な公式発表はない。

キャラクター

カタナ・ファラウェイ
声:日野聡
本作の主人公。
地球統合軍レーベンドルフ駐留艦隊所属第931訓練飛行隊のライノ小隊所属。士官学校を出た後、新造空母アクロポリスの訓練隊に配属され、訓練の日々を過ごしていたが、アダン自由同盟の宣戦布告により否応無く戦闘に巻き込まれることになる。
エレンとは士官学校時代からの幼なじみ。
エレン・ベルシュタイン
声:佐藤利奈
カタナ同様ライノ小隊所属の女性パイロットで、カタナのウィングマン(僚機)である。
カタナとは士官学校の同期で、とても仲が良い。地球統合政府の中で名門とされたベルシュタイン家の出であり、士官学校では幹部候補として期待され空行機に憧れ、パイロットに志願する。
マーグラス・メイスン
声:浜田賢二
アダン自由同盟軍特殊航空隊所属第7特務飛行隊「ナイトレイブン」の隊長。
植民地星であるアケロンの出身で航空機の操縦に関しては天才的な才能を持つ。その能力を買われ、エリート飛行隊のナイトレイブン隊の隊長に任命される。
「アケロンの悪夢」と呼ばれる事件で家族を失った彼は、地球統合軍に深い憎しみを抱いている。
過去に彼は地球統合軍の士官学校で、カタナ、エレンと中の良い友人だったが、アダン自由同盟の発足に伴いその出身である人物を強制送還するという地球統合軍の政策により、二人と離れ離れになることになった。
レイモンド・ローガン
声:中田譲治
ドリス・イーガン
声:田中敦子
メイ・クライトン
声:幸田夏穂
サンドラ・レッドバード
声:沢海陽子

関連項目

脚注・出典

  1. ↑ レーザーの性能や、同時に複数の敵機へロックオンする際の仕様などが変更された。

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