Ghost Notesとは? わかりやすく解説

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Ghost Notes

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2026/05/06 14:10 UTC 版)

『Ghost Notes』
The Ravensスタジオ・アルバム
リリース
ジャンル オルタナティヴ・ロック
レーベル MOB SQUAD
The Ravens アルバム 年表
SCARECROWS
(2023年)
Ghost Notes
(2025年)
BAND-AID
(2026年)
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Ghost Notes』(ゴーストノーツ)は、The Ravens 3枚目のスタジオ・アルバム2025年3月26日に配信のみでリリースされた[1]

解説

SCARECROWS』以来約1年半ぶりにリリースされたアルバムである。

2024年4月3日に配信リリースされた『Sympathy』、2024年11月13日に配信リリースされた『Come As U Are』、2025年3月12日にアルバムのリード楽曲として配信リリースされた『ミルフィーユ』を含む全10曲が収録されている。

作曲はKj(7曲)、PABLO(2曲)、渡辺シュンスケ(1曲)の3名、作詞は全てKjが担う。

公式インタビューがYouTubeにアップロードされている[2]

本来は、4曲入りのEPの予定で始まった。2024年末から無理やりでもいいからミニアルバムを出したいとなった。最終局面には、どうせ7曲、8曲になるなら、あと2、3曲作ってアルバムにしたいとなった。基本的には3人ともかなり自由に曲を持ち寄った。渡辺シュンスケがかなり自由に曲を書いてきて、KjとPABLOがそれを咀嚼して作成した。Kjにライブで盛り上がる曲をメインでもうちょっと増やしていきたいとの意向があり、今回はそれが反映された。アルバムタイトルの『Ghost Notes』は、音楽用語のGrace Note(グレースノート)の和声英語である。Grace Note(グレースノート)は存在が不確かなくらい小さな音の意味である。今はアメリカでも『Ghost Notes』が使われている。存在が不確かなくらい小さな音の集合体は、The Ravensの存在もそうであるし、オーディエンスも、言葉一つ一つも、メロディー一つ一つもそうである。とても不確かな集合体がアルバムであり、ロックバンドであり、バンドカルチャーであり、一つのライブであるというのを、10曲のコース料理で表現したのが大きなテーマである[2]

4月5日から本作を引っ提げての全国ツアー『GHOST NOTES TOUR』が開催された[3]

収録曲

全作詞:Kj 全編曲:The Ravens

  1. Ghost Notes
    • 作曲:Kj 
    • Kjは「CHAMBERS(チェンバーズ)」というDragon Ashやソロ作品の制作拠点となっているスタジオを持っている。毎日通っており、プロテインバー、コーヒーを買う毎日の始まりの自分の頭の中をそのまま曲にした[4]
  2. 共鳴夜光
    • 作曲:Kj
    • 昨年対バンツアー共鳴夜光をやっている時に作った。みんなが小さなものを持ち寄って、大きな光にしているライブ空間が最高だったので、それをそのまま曲にした。楽曲的にこの曲で、アルバムの1曲目を幕開けたいという気持ちが強かった。The Ravensという感じがすごく出ている。最後の方にできた曲である[4]
  3. ボマー
    • 作曲:Kj
    • あなたさえ喜んでくれれば、それが法に触れていようが、倫理的に間違っていようが、音楽の中では構わない、とのバンドマンとしての明確な意思を表現した曲である[4]
  4. D・U・H
    • 作曲:PABLO
    • オケにのっかって全員で踊るのみでアイデンティティがある曲で、アルバムにそういう曲が欲しかった。アッパーな曲をつくりたいという話がKjからあり、PABLOが以前にデモで出した曲をつくり直した[4]
  5. Sympathy
    • 作曲:Kj 
    • 4thシングル。
    • オーデュエンスからもらったメッセージから曲をつくった。自分の小さな種火みたいなものを、誰かの炎に投げ入れて自分も消えないようにする感覚がライブハウスにはある。The Ravensの今のスタイルになっていくきっかけがKjにあって生まれた曲である。このアルバムで一番最初につくった曲である[4]
  6. 生活
    • 作曲:渡辺シュンスケ
    • 人が生きると書いて熟語で人生。毎日コツコツと積み重ねていってるもので、小さな花が芽生えたら、それを花瓶に生ける、と書いて生活で、「生きる」と「活きる」で生活という意味を文章にしている。本当の生活という意味はそうではないが、そうではないものに意味を与えて熟語にする。シンプルなコード進行の中に、メロディで忍ばせていく技巧みたいなものがこの曲にはある。技巧によっているだけではなく、すごくエモーショナルを感じさせる曲である。TMNETWORK(小室)っぽい曲である[4]
  7. Pest Control
    • 作曲:Kj
    • フォロー外から失礼しますのレベルの話ではなくて、根拠の乏しい悪に対するアンサーを曲にできたら、お互い無駄ではないと思えた。今まで歩んできたDragon Ash、P.T.P、山嵐、みたいなミクスチャー系の曲である[4]
  8. Red Pill
    • 作曲:PABLO
    • レッドピルはマトリックスでもすごく有名な一説である。赤い薬と青い薬を両方差し出して、青い薬を飲めばこのまま夢から醒めずに見たい夢をみて、仮想現実の中で幸せに仮死状態で生きていける、赤い薬を飲めば夢から醒めて現実世界を知ることができる。どっちの薬をあなたが飲みたいんだろう、音楽って俺たちにとってどっちの薬なんだろう、みたいなものの問いかけ。Kjが赤い薬を飲みたいと思っているとか、青い薬を捨てちまえと思っているわけではなく、単純な問いかけ。ライブハウス、ライブ、音楽、ロックは、レッドピルなのかブルーピルなのかそれぞれにとって違うと思う[4]
  9. Come As U Are
    • 作曲:Kj
    • 5thシングル。
    • できる範囲でライブ終わりにオーディエンスと握手しているが、ずっとライブに昔からきているファンが、「死のうと思っていたが、最後にThe Ravensのライブ(前のANTHEMICSツアー)を観て、ANTHEMICSを聴いて、死ぬのを辞めました、だからThe Ravensのおかげで今があります」と言ってくれた。自己犠牲をとても払いながら、等価交換で多大な代償を支払いながら、ロックバンドをやっていると勝手に思い込んでいた。使命感もあり、必要にしてもらっていると勝手に思っていたが、全然そんなことはなくて、観に来ている人たちも、色々な思いを持って覚悟を持ってライブハウスに来ていることをそこで目の当たりにした。少なくともKjの前だけでは色んなことを我慢しない一日でいてほしい。自殺を辞めたファンに書いた曲である[4]
  10. ミルフィーユ
    • 作曲:Kj
    • 6thシングル。
    • それでも這いつくばって音楽をやっていく、という選手宣誓みたいでもあるし、人生観でもある曲。いろんな人に当てはまる歌詞であると思う。アコギで引き語りで、歌詞・メロから曲をつくることはあまりない[4]

脚注

出典

  1. The Ravens | Ghost Notes | ビクターエンタテインメント”. ビクターエンタテインメント | Victor Entertainment. 2026年5月3日閲覧。
  2. 1 2 The Ravens / 降谷建志 (2025-04-08), The Ravens Album『Ghost Notes』Interview 2026年5月3日閲覧。
  3. GHOST NOTES TOUR 開催決定”. The Ravens Official Website. 2026年5月3日閲覧。
  4. 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 The Ravens / 降谷建志 (2025-04-08), The Ravens Album『Ghost Notes』Commentary 2026年5月3日閲覧。



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