CPS (DM Command)とは? わかりやすく解説

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CPS (DM Command)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/12/06 14:14 UTC 版)

CPS (CREATE_PROCESS_SERVER)とは、アポロコンピュータ社のコンピュータに搭載されていたウィンドウシステム(ディスプレイマネージャ)で利用できた、制御コマンド『DMコマンド』の一つ。

概要

CPS コマンドは、ログインから独立したプロセスを生成する。

書式

CPS パス名[オプション]

利用法

CPSは誰がログインしているかに拘らず走るプロセスを(パッドやウインドウなしで)生成する。 これはPRSVR(PRINT_SERVER)とNETMANのようなユーティリティで必要である。

CPSはDMスタートアップ・スクリプト内にあってもよい。場合によってはスタートアップ・スクリプト内にインクルードせずにキーボードからCPSコマンドを使用してもよい。

生成されたプロセスは、CPSコマンドの使われ方に関係なくサブジェクト識別子(SID)USER.SERVER.NONE.local_nodeが割り当てられる。 このプロセスにより使用されるファイルはすべて(引数‘パス名’で指定されるプログラムも含めて)このSIDに妥当なアクセス権を有するように注意しなければならない。 ファイルのACLがSERVERプロジェクト名に適切なアクセスを許さない時は、そのプロセスは終了する。

バックグランド・プロセスは基本的に目に見えないのでディスプレイにエラー・メッセージは返されないため、エラーの解析は難しい。

引数:

・パス名(省略不可)

新しいプロセスに実行されるファイルを指定する。

オプション:

-N 名前

プロセス名を割り当てる。省略時はプロセスには名前はつかない。

引数...

プログラム‘パス名’に渡す引数を指定する。これらの引数に空白文字を含むものがある時は、その引数を引用符で囲む。

使用例

サーバー MBX_HELPER を走らせる。

Command: cps /sys/mbx/mbx_helper -n mbx_helper

関連項目

参考文献

  • AEGIS COMMAND REFERENCE (Apollo Computer社)
  • Domain/OS display manager - Command reference (1988-07 HP社)


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