高橋 和弥とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 人名 > 現代俳句人名事典 > 高橋 和弥の意味・解説 

高橋和彌

高橋和彌の俳句

ボランテアたんぽぽ色になりたがる
三味線の一打津軽は雪となる
六角堂攫いし後の春の凪
再開の日傘のほてりたたみけり
大寒や荒縄を噛む干し鰈
大西日地蔵はいつも無一物
完成のあとは孤独の雪だるま
定年は淋しき自由いのこずち
定年は途中下車かも冷奴
小春日や木椅子一つの似顔絵屋
山笑うみんな目のある園児の絵
崖紅葉みな無防備の喉仏
手袋を噛んで外して義捐金
政治不信耳が二つの初筑波
新緑や手を高々と交差点
核の船来る無色の空の津軽凧
母在りてこその故郷赤とんぼ
水打って影に重さの生れけり
涅槃西風海割れる日の来る気配
炎天やとろりと溶けて貨車発ちし
現世に銭撒いて行く春の葬
生きるとは口開くこと蒸し藷
自分史に粉飾少し蔦紅葉
花の宴飢餓の新聞尻に敷き
虫の音や妻留守も佳し一壺天
鍵穴に核忍び寄る春の闇
風神の袋綻ぶ枯野かな
風船爆弾飛ばしたる丘かげろえり
風評に目玉の乾く桜鯛
駄菓子屋に走る小銭の汗かいて
 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「高橋 和弥」の関連用語

高橋 和弥のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



高橋 和弥のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
現代俳句協会現代俳句協会
Copyright(C) 現代俳句協会

©2025 GRAS Group, Inc.RSS