第3世セ・リンポチェとは? わかりやすく解説

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第3世セ・リンポチェ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/30 05:31 UTC 版)

第3世セ・リンポチェは法名トゥプテンニマ(thub bstan nyi ma)。ラダックゲルク派寺院リゾン寺に所属する化身ラマの名跡「セ・リンポチェ(sras rin po che)」の3代目。「リゾン・リンポチェ(ri rdzong rin po che)」、「リクスン・リンポチェ」[1]とも。

略歴

  • 1937年、インドのラダック地方に生まれる。兄弟には、後にラダックの国会議員となったパクラ・リンポチェがいる。
ダライラマ13世より第2世セ・トゥルクの転生者として認定をうける。
4歳で出家し、リゾン寺に入る。
  • 1946年、チベット本国におもむき、第96世ガンデン・ティパトゥプテンクンガーに師事。
  • 1950年、デプン寺ロサーリン学堂で修行。
  • 1959年、チベット動乱の勃発により、ラダックに帰郷。
  • 1971年、ラランパ・ゲシェー学位を取得、ギュメ寺(チベットを脱出して南インドに再建されたもの)に入り、密教を修行。同寺の副僧院長(ラマウンゼ)職、僧院長(ケンポ)職を歴任。
  • 1984年、デプン寺ロサーリン学堂(チベットを脱出して南インドに再建されたもの)のケンポ職に就任。
  • 1995年、ギュメ寺のチャンツェ・チュージェ(北頂法主)に就任。2008年10月までは在任。
  • 2009年10月段階で、第102代ガンデン・ティパに就任している。
欧文表記として「Kiabje Rizong Rinpoche」等。

脚注

  1. ^ リクスン・リンポチェという表記は、「チベットNow@ルンタ」2009年10月27日条に拠る

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