白滝不動堂_(京丹後市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 白滝不動堂_(京丹後市)の意味・解説 

白滝不動堂 (京丹後市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/07/10 03:14 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
白滝不動堂

所在地 京都府京丹後市大宮町上常吉
位置 北緯35度32分19.9秒
東経135度03分09.5秒
座標: 北緯35度32分19.9秒 東経135度03分09.5秒
地図
白滝不動堂
テンプレートを表示

白滝不動堂(しらたきふどうどう)は、京都府京丹後市大宮町上常吉にある仏堂

白滝不動堂

白滝不動堂は京丹後市大宮町上常吉小字車が谷の常吉川の上流にあり[1]磯砂山へとつながる林道の先に修験者たちが行をしたという[2]。また、「得円法師の荒行の跡と伝えられている」[3]。9月1日には経典寺の住職の法要が行われる。かつてはこの祭りに「駄菓子屋などの露店が出て、子供を連れてお参りした」とある。[4]

有形文化財としては白滝不動境内に高さ1メートル60センチメートルの石柱がある。石柱には「明治三一年戌旧十二月顔主堀口しげ女」と書かれている。田二斗が寄進した。また灯籠1対が無記名で据えられた。白滝不動堂に通じる道の傍には二千六百年記念碑がある。高さ2メートルの自然石に「二千六百年記念碑」と書かれている[5]

白滝

白滝

白滝不動堂の近くには沢滝に分類される白滝(しらたき)があり、落差は小さいものの流勢は強い[6]。落差は5メートル、幅は2メートル[6]。かつてはもっと落差が大きかったとされる[6]

春先には、磯砂山から流れてくる澄んだ水が不動堂前の滝壺に向かって、しぶきを上げながら流れ込む。秋の紅葉の時期には、白滝と不動堂と紅葉のバランスが美しい[7]

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ 京丹後市資料偏『京丹後市の民俗』京丹後市役所、2014年、334頁。
  2. ^ 丹後本製作委員会『ひ・み・つの丹後本 丹後人が教える京都・丹後半島ローカルガイド』丹後本製作委員会、2018年、64頁。
  3. ^ 上常吉(京丹後市大宮町)”. 丹後の地名・資料編. 2019年11月23日閲覧。
  4. ^ 京丹後市資料偏『京丹後市の民俗』京丹後市資料偏、2014年、334頁。
  5. ^ 大宮町誌編纂委員会『大宮町誌』大宮町役場、1982年、585頁。
  6. ^ a b c 木田薫『日本の滝名鑑4000』東方出版、2005年、287頁。
  7. ^ 大宮町誌編纂委員会『大宮町誌』大宮町役場、1982年、585頁。



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  白滝不動堂_(京丹後市)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「白滝不動堂_(京丹後市)」の関連用語

白滝不動堂_(京丹後市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



白滝不動堂_(京丹後市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの白滝不動堂 (京丹後市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS