大清水天然水の開発と現状とは? わかりやすく解説

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大清水天然水の開発と現状

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/12/03 17:58 UTC 版)

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国鉄が新規事業として40年ほど前に開始しました「大清水天然水販売事業」につきましてはウキペディアをはじめ新聞等でもいろいろと述べられていますが、どれも部分的で初期の実態や販売の推移等が不十分で本質に欠ける部分が目立ちます。

このような状況から当時の状況を知る特にJR関係者からの要望もあり、今般、鉄道工友会の発行する「こうゆう」誌に寄稿を要望され本年10月号(№275)に『大清水天然水事業とその後』として掲載されました。この結果、記事を見た当時の関係者やJR関係者、その他一般の人達から問い合わせや要望が来ております。

私も齢80歳になりますが、この事業の開発と現状については後世の遺産(特にJR関係者)に対しては国鉄の民営化と新規事業推進の歴史の一端として貴重な資料等が喪失しないうちに信頼あるウキペディアにお願いした次第であります。

この項目は下記のような内容を予定していますが、皆様のご指導、ご参加によりウキペディアの趣旨に合った編集といたします。

目  次

1はじめに

2開発の経緯

2.1大清水トンネル

2.2新幹線上毛高原駅線路凍結防止散水

2.3水質の検査と比較

3「大清水天然水の販売事業の構想

 3.1事業提案の背景

 3.2.国鉄の赤字と余剰人員

 3.2事業化への検討

  3.2.1国鉄法のクリアー

  3.2.2局内検討チーム「水プロ」

4送水管工事

 4.1工事計画

 4.2工事図面・工事写真

5国鉄商品第一号「大清水源水」の販売開始

 5.1「大清水源水」

 5.2販売状況

 5.3テレビ・新聞等の報道状況

 5.4営業活動と商品開発

6「大清水」販売直営会社の誕生

 6.1株式会社高崎商事の設立

 6.1.1事業転換

 6.1.2販売実績

  6.1.2.1自販機展開

  6.1.2.2商品化と販売実績の推移

7「大清水」から「acure」へ

 7.1国鉄の民営化

 7.2「ウオータビジネス社」

8「大清水」発売30周年記念感謝祭

 8.1記念列車

 8.2記念感謝祭

 8.2.1記念写真・商品の推移

9現状の事業状況

9.1大躍進する「acure」ウオータビジネス

10あとがき

10.1自販機ビジネスは「宝の山」

10.2「大清水源水」パイプラインへの期待




1.はじめに

今から 40 年程前、上越新幹線大清水トンネルは日本一長いトンネルとして完成した。このトンネルは谷川岳直下からの湧水があり、当初、上毛高原駅構内の融雪は 20mほど離れたスプリンクラー放水のため駅構内は凍結し氷山、新幹線走行に支障きたす事態となり鉄道技術研究所の支援を受けて真夜中の改良工事となった。この工事で喉の渇きを潤おすために飲んだのが「大清水」だった。その美味しさに感動し、このまま利用しないのは「もったいない!」との思いから「大清水天然水の販売」提案に至ったのである。

その頃の天然水市場は国内では 、「六甲のおいしい水」と「富士山のミネラル水」、外国産は「ペリエ」と「エビアン」くらいでした。厚生省から「おいしい水の要件としての基準値」発表もあり、

「大清水」をこの基準値と比較しても、また、市場の天然水と比較しても格段の水質であることが判明し、まさに名水としての確信のもとに商品化意欲が高まり新規事業の提案となった。




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