塔を攀じ見知らぬ鷹を抱くごとしとは？ わかりやすく解説

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塔を攀じ見知らぬ鷹を抱くごとし

作　者
澁谷道 
季　語
鷹 
季　節
冬 
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場を奪ひ凧揚げの死語惜しむの愚

塀越しに手が見えてもぐ桜んぼ

塊として風の逝く晩夏かな

塋域はまかせ給へと道をしへ

塔しのぐもののなければ時雨くる

塔の屋根膨らんでおり春の風

塔を攀じ見知らぬ鷹を抱くごとし

塔上や待つ秋の蝶のぼりくる

塔乗の子を見送りしのちの雪

塔婆の林立 東京シティ朝焼す

塔見えてくれば京都や花の旅

塔頭や僧の下着の揺れて春

塔駈け昇る燈よ刺せ微熱いろの空

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