名古屋市愛岐処分場とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 名古屋市愛岐処分場の意味・解説 

名古屋市愛岐処分場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/29 08:20 UTC 版)

Jump to navigation Jump to search
画像提供依頼:施設外観の画像提供をお願いします。2017年8月

名古屋市愛岐処分場(なごやしあいぎしょぶんじょう)は、名古屋市岐阜県多治見市諏訪町に設置したごみの最終処分場

沿革

名古屋市内で毎日大量に発生する廃棄物の埋め立て処分を行う処理場の用地を確保するため、ごみの処理行政を担う名古屋市清掃局は1973年(昭和48年)、局内に用地課を新設した[1]。処理場の用地ははじめ市内に求めたが、最低10年は埋め立てが可能な大規模用地を探すことは既に困難であり、市外・県外へとその調査の足を延ばすこととなった[1]

幸いにして1977年(昭和52年)、岐阜県多治見市諏訪町地内の山林を用地として確保することができた[1]。翌年4月には、地元自治体である多治見市との協議が開始され、1978年(昭和53年)10月21日には順調に諏訪町内会との協定調印にこぎつけることができた[1]

1979年(昭和54年)2月1日には、名古屋市とともに多治見市のごみも受け入れる処理場として、2市間で廃棄物処理協定が締結された[2]。同年4月に処理場の建設が開始され、1982年(昭和57年)7月に利用が開始された[2]

処分場の面積は109ヘクタールであったが、埋め立て用地はこのうちの約30ヘクタールに限り、さらに約10ヘクタールを公害防止施設や管理棟用地とすることとし、残りの用地は全て緑地帯として残すこととなった[2]

天白中継所を活用し、不燃ごみなどを圧縮し、コンテナで輸送するなど、輸送効率を改善する取り組みも行われた[2]

脚注

[ヘルプ]

参考文献

  • 『なごやの清掃事業』 なごやの清掃事業編集委員会、名古屋市環境事業局、1982年9月24日

座標: 北緯35度17分40.5秒 東経137度5分36.6秒 / 北緯35.294583度 東経137.093500度 / 35.294583; 137.093500




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「名古屋市愛岐処分場」の関連用語

名古屋市愛岐処分場のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



名古屋市愛岐処分場のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの名古屋市愛岐処分場 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS