人民大礼堂
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/21 02:41 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動
重慶市人民大礼堂(じゅうけいしじんみんだいれいどう、中国語: 重庆市人民大礼堂) は、中国、重慶市の中心部にある、政治、文化行事に使用される建物である[1][2]。
解説
渝中区に位置し、重慶のシンボルとなる建築の1つである。外観は北京の天壇に似ている。
人民大礼堂の建設は、当時、初代中国共産党西南局書記を務めていた鄧小平が推し進め、1951年6月にはじまり、1954年4月に完成した。建物は大ホールのほかに、東、南、北にある3つの小さな部分でわかれる。総面積は66,000 m2[1]。大ホールは18,500 m2。高さは65m。丸いドーム状の屋根の高さは55m、内部直径は46.33mである。大ホールは5層の観客席に囲まれており、4,200人を収容できる。建物は柱や翼を含め対称となっている。
建物は前にある人民広場からも見ることができる。広場の反対側は重慶中国三峡博物館となっている。現在は重慶市人民代表大会(市議会)のほか、重慶市政治協商会議の会合に使用されている。
ギャラリー
出典
- ^ a b “The Great Hall of the People”. Introduction of Chongqing. China Wonderful Tour. 2014年9月16日閲覧。
- ^ “The Great Hall of the People in Chongqing”. News. Every China. 2014年9月16日閲覧。
関連項目
- 人民大会堂 - 北京
外部リンク
ウィキメディア・コモンズには、人民大礼堂に関するカテゴリがあります。
- 人民大礼堂のページへのリンク